大切な家族や友人、恋人がうつ病になったら……ここで対応のヒントを受け取ってください
ようこそおいでませ

このブログでは、「うつ病の家族・友人・恋人に対して、どう接していったらいいか」という情報を掲載しています。コメントもできますから、うつ病の家族やお友だちをお持ちの皆さん、どうぞ感想をお聞かせくださいね。

治そうとするな、分かろうとせよ


うつ病の患者さんとお話しするとき、家族や恋人としては、「この会話によって、何とか元気になってもらいたい」と思いますね。

「この会話によって」と意気込むと、どうしても、弱音を吐く患者さんの言葉を遮ったり、無理に励まそうとしたりしますね。


でも、「この会話によって」と意気込むことが、実は患者さんにとってはかえってストレスになることも多いのです。というのも「早く治れ」と急かされているような気になったり、「元気じゃないあなたはダメだ」と言われているような気になるからです。


患者さんの第一の願いは、「この苦しい気持ち、分かって!」なので、まずは「治そうとしないで、分かろうとして聴く」ことに集中しましょう。


口をはさまないで聴く


そのためには、まずは「口を挟まないで聴く」技術を身につけましょう。

うつ病の患者さんが、自分のつらい気持ちを語ったり、
死にたいなんてことを言ったりしたとき、
ついつい励ましたくなったり、「そんなこと言わないで」と言いたくなります。


でも、その一言をグッと飲み込んで、黙って聴いて下さい。

こちらが何を言うかに意識を向けるのではなくて、「この人はどんな気持ちなんだろう」というところに意識を向けて下さい。


しかし、ただ黙っているだけだと、患者さんは「本当に聴いているのか」と不安になりますから、「聴いているよ」というサインだけは送ることにしましょう。サインの送り方は3つばかりあります。

(1) アイコンタクト


相手を優しく見つめながら話を聴きましょう。

真剣に聴こうとすると、案外怖い顔になってしまいますから、優しく見つめることを意識して下さいね。

(2) うなずき


これも意識しないと、なかなかできません。多少オーバーなくらいにやりましょう。

(3) 相づち


相手の話に合わせて、何か声を出しながら聴きます。声というのは、

  「そう……」
  「そっかぁ……」
  「そうなんだ……」
  「ふーん……」
  「へー……」
  「なるほど……」

というような言葉です。他にも、

  「それから?」
  「それで?」
  「もっと話して」
  「もっと聴かせて」

というふうに、話を促すような言い方をしてもいいでしょう。ただし、話を急かすような雰囲気にならないようにして下さい。


気持ちに焦点を合わせて聴く


大切なことは、患者さんの気持ちに焦点を合わせて聴くということです。

私たちは、ついつい「どんなふうにアドバイスしようか」と、アドバイスのポイントを探して聴いてしまいます。そうではなくて、患者さんの気持ちを汲み取ることが第一です。

口には出さないけれど(もちろん出してもいいですが)、

  「あなたはそういう気持ちなんだね」
  「そうか、そんなにつらいのかぁ」
  「もっとあなたの気持ちを聴かせて」

というような思いをこめて、見つめ、うなずき、相づちを入れながら、耳を傾けましょう。


こういう話の聴き方を、カウンセリングでは「傾聴」と言います。

私がカウンセリングの訓練を受けたとき、二人一組になって、相手の話を聴く練習をしました。まず練習したのは、この傾聴の技術でした。

最初は2分間黙って聴くのもつらかったです。感想を言いたくなったり、アドバイスしたくなったりして、そのうちムズムズしてきたものです。

あなたもそうかも知れません。


でも、ぜひ実践してみてください。だんだんと、口を挟まないで聴くことに慣れてきます。

そして、患者さんの気持ちがだんだんとくみ取れるようになってきます。


すると、その分だけ、患者さんの心は楽になるのです。

うつ病の患者さんは、つらい気持ちがたくさんたまっています。あなたにその気持ちを分かってもらった分だけ、少しずつ気持ちが楽になってきます。


治そうとして、あれこれしゃべる前に、まずは黙って耳を傾ける技術を身につけましょう。



このブログでお伝えしている、受容的・共感的な聴き方を実践なさって、良い結果を出された方の体験をご紹介します。お嬢さんがうつ病のF・Tさんです。

娘の暴言、暴力に悩んでいました。

何とかしようと変な気遣いをし、さらに怒りをかったり、それが怖くて私が我慢をしてしまい、それが溜まってくると私の方が切れたり、係われば、係わるほど苦しくなる日々でした

傾聴、オウム返し、共感を実践したところ、ある日娘が「お母さん、今日は話を聴いてくれてありがとう。やっと分かってもらえた気がして本当に嬉しかった。いままでは私の気持ちはいつもスルーされてしまい、辛かった」と。

その日を境に私の気持ちがとても楽になりました。

先生に感謝です。ありがとうございました。

傾聴って? オウム返しってどうやるの? 最近読み始めた方は、きっと戸惑われるかもしれません。結構以前に紹介したので、これから改めて紹介し直しますね。次回からをお楽しみに。

なお、お急ぎの方は、無料の冊子(携帯メールの方は、メールセミナー)でも紹介しています。こちらです




このブログは、うつ病の患者さん向けではなく、その家族や恋人、お友だちのためのブログです。

うつ病の患者さんに対して、どのように対応したらよいかということを書かせていただいています。心構えや、具体的なコミュニケーションの方法ですね。

また、知っておくと助かる、うつ病に関する情報も提供しています。


無料冊子


ただ、ブログというのは、以前の記事を読むのはちょっと面倒ですね。

そこで、しばらく前に、うつ病の患者さんへの対応法をまとめてマニュアルのようなものを作りました。「うつ病の家族への対応マニュアル」と言います。

そちらは有料なんですが、そこに書かれている対応法のうち、すぐに実践できるものをダイジェスト版としてまとめて、無料でダウンロードできるようにしました。


携帯メールにも対応


ところが、この無料冊子、インターネットからPDFファイルをダウンロードしていただく形式ですので(有料の方は、ダウンロード版だけでなく、冊子版でも販売しています)、携帯電話しかお持ちでない方や、パソコンでPDFファイルが読めない方は利用していただけませんでした。

しかし、このたび、携帯電話でもお読みいただけるようになりました

メールで送られてきます


携帯対応のダイジェスト版は、1冊にまとまったものではなく、内容を小分けにしたものを、メールでお送りする形式を取りました。お申し込みいただいたら、毎日、自動的に順番にお送りします。

テキストメールですから、ワープロのように、字の大きさや色を変えるなどの装飾ができません。そこで、パソコンでダウンロードしていただく無料冊子に比べると、あまり読みやすくはありません。

そこで、パソコンをお持ちの方は、パソコンメール対応版の方をお申し込みください。

申し込み方法


「うつ病の家族への対応マニュアル」の無料ダイジェスト版をご希望の方は、携帯の方も、パソコンの方も、こちらのサイトからお申し込みいただけます。



うつ病の患者さんの中には、感情を爆発させて泣きわめいたり、暴れたりする方がいらっしゃいます。それは、わがままということではなく、つらい気持ちを抱えきれなかったり、薬が効き過ぎて情緒が不安定になったりするからです。

あまり続くようなら、主治医に連絡して、薬を変えるなどの対応していただく必要があるでしょうが、家族としてできることはないでしょうか。


爆発している最中


患者さんが爆発している真っ最中には、それを押さえ込むのはなかなか難しいです。無理に押さえようとすると、ますますいきり立ちます。

じゃあどうするか。

状況にもよりますが、抱きしめて「そうだね、ゴメンね」とか「つらいね」とか、爆発の原因になっている気持ちに共感を表すくらいでしょうか。

イメージとしては、泣いている赤ちゃんをあやす感じです。こういう表現は、患者さんに失礼ですが、暴れているときの精神状態は、赤ちゃんがむずかっているのに似ているのです。自分一人では問題を解決できず、さりとて言葉で困っている気持ちや状況を説明して、助けを求めることができないから、むずがるしかないのですね。

だから、暴れたり、わめいたりしている患者さんを叱るのではなく、「つらい気持ちを受け止めたよ」ということを伝え、「ここに私がいるよ」ということを伝えることで、励ましを受け取ってもらうわけです。

暴力への対応


ただし、暴力をふるわれる場合には、逃げてください。暴力は受けてはいけません。暴れ方がひどくて、あなたが恐怖心を感たり、暴言がひどくてあなたが傷ついてしまうときも同じです。

暴力・暴言はどんどんエスカレートしていきますし、暴力・暴言を受けるあなたも、どんどん心を病んでいきます。

別の部屋やトイレに行くとか、外に出るなどして、一時的に避難してください。


落ち着いている時に


感情が爆発している最中は、患者さんもいっぱいいっぱいで、あなたの話を聴く余裕もないでしょう。

ですから、爆発が収まって、落ち着いている時を狙って話をします。


  • 私はあなたの気持ちを理解したいし、力になりたいと思っている。

  • 泣きわめかなくても(暴れなくても)、ちゃんと話を聴くから大丈夫だ。

  • 泣きわめかれると(暴れられると)、こちらも話を落ち着いて聴けなくなるから、かえって逆効果だ。



これらを伝えて、「だから、嫌だったこと、して欲しいことがあれば、きちんと言葉で訴えて欲しい」ということをお願いしてみましょう。

説教するのではなく、「お願い」です。

一発では変わらないでしょうが、これを繰り返してみてください。


逃げるという予告


そして、「暴力をふるわれたり、耐えられない暴言を受けたり、恐怖を感じるような暴れ方をされた場合には、自分の心と体を守るために、一時的に逃げる」ということを、患者さんが落ち着いている時に伝えておくといいでしょう。

そして、「逃げるのは、あなたが嫌いだからではなく、嫌いになりたくないためだ」ということも。


自分を責めないで


患者さんが暴れたり、泣きわめいたりするのは、必ずしもあなたの対応がまずかったからではありません。ですから、ご自分を責めないでください。

自分を責めると、それをカバーするために、しつこく関わりすぎたりして、ありよい結果を招きません。

仮にあなたの対応によって患者さんがつらい思いをしたのだとしても、患者さんは暴れる以外の方法で自分の気持ちや願いを表現する必要があります。

もちろん、私は、暴れるのは患者さんが悪いと言っているのではありません。誰も悪くありません。あなたも、患者さんも、他の人も。

ただ、患者さんは困っていて、あなたも困っているということです。

誰が悪いか(患者さんか、あなたか、他の人か)ではなく、今後どうしたら、それぞれの困った状況を改善できるかというところに焦点を合わせて、患者さんと一緒に対応を考えられるといいですね。



こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

いかがお過ごしでしょうか。


さて、このブログの左サイドバーから、
私宛にメールを送っていただくことができます。


携帯からごらんになっていて、サイドバーが見られないという方は、
以下のアドレスへどうぞ。
   ↓ ↓ ↓
メルアド


しかし、せっかくメールをくださったのに、
私からの返事が届かず、残念な思いをなさっておられる方が、
おいでになるのではないでしょうか。


私のところには、毎日のように感想や相談のメールが届きますが、
基本的にすぐにお返事を書くようにしております。

ただ、
こちらからお返事を出しても、エラーで届かず、返ってきてしまう場合があるのです。

 ※基本的に2日以内に返事を書くようにしていますので、
  3日たっても私からの返事がない場合、たぶんエラーです。


また、右サイドバーの上の方に、
うつ病の患者さんへの対応マニュアルの無料ダイジェスト版
案内がありますね。

せっかくそちらを申し込んでいただいたのに、
入手方法を記したメールをお送りしても、エラーで届かないケースも時々起こっています。

 ※こちらは、お申し込み後、自動的にお送りしていますので、
  3時間以内に申し込み確認メールが届かなければ、
  エラーだとお考えください。



原因はいろいろあるようですが、今まで遭遇したケースでは、


(1) ずっと利用していなかったために、
  メールサービスから、一時的に利用を制限されている

(2) メールボックスがいっぱいで、これ以上受信できない

(3) プロバイダやウィルス対策ソフトのフィルタ機能に引っかかり、
  スパム判定を受けて、迷惑メールフォルダに入っている。

(4) 携帯からメールをくださった方で、パソコンメールの受け取りを
  拒否する設定になっている。

(5) 入力したメールアドレスが間違っている


……などがありました。

特に、Yahooメールやhotmeilなどの、
無料メールサービスをお使いの方には頻発していますが、
プロバイダメールをお使いの方にも起こっています。


(1)に関しては、メールサービスにご確認の上、利用を再開してもらってください。

(2)に関しては、メールボックスを整理し、空き容量を増やしてください。
やり方は、お使いのプロバイダ、メールサービスにお問い合わせを。

(3)と(4)に関しては、プロバイダやウィルス対策ソフト、携帯の設定を変えて、
以下のメールアドレスを受信できるようにしてください
(やり方は、それぞれのマニュアルをご参照ください)。
  ↓ ↓ ↓
メルアド

(5) については、送信前に再度ご確認を。


以上、よろしくお願いいたします。

笑顔同封 たいぢ