大切な家族や友人、恋人がうつ病になったら……ここで対応のヒントを受け取ってください
ようこそおいでませ

このブログでは、「うつ病の家族・友人・恋人に対して、どう接していったらいいか」という情報を掲載しています。コメントもできますから、うつ病の家族やお友だちをお持ちの皆さん、どうぞ感想をお聞かせくださいね。

うつ病の患者さんへの基本的な接し方は、「受容的・共感的に話を聴く」ということです。初めて訪問してくださった方は、まず「傾聴」についての記事と、「共感」についての記事をお読みください。

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拙著「うつ病の家族への対応マニュアル」を実践してくださっているRさんが、こんな報告をしてくださいました。詳しい事情はお話しできませんが、単身赴任中のご主人がうつ病で、これまではメールをしてもほとんど返事が来なかったのだけれど、このたび近況をメールしたら、「メールありがとう。苦労かけるね」というねぎらいのメールが、これまでの最速で返ってきたというものです。

こちらがメールを送ったら、すぐに返事が来ることが当たり前だと私たちは思っていないでしょうか。しかし、相手がうつ病の場合、メールに返事をくれることが当たり前でなくなります。

しかし、そんな状態で、たまに相手から返事が来る。そんな当たり前のことが、感動の種、感謝の種になります。とてつもなくうれしいことに思えます。飛び上がって歓喜の叫び声をあげたくなります。

私はよく、「うつ病は天使だ」と語っています。うつ病は、患者さん本人にとっても、周りで支える私たちにとってもとても苦しいものだけれど、それ以上にすばらしい宝をもたらしてくれるものなのだと。

メールへの返事という、普段だったら当たり前のことが、その人がうつ病になったおかげで、たまらなくうれしいことになります。そう考えたら、実は私たちの周りには、普段は見過ごしにしてきたけれど、感動の種、感謝の種、幸せの種がたくさんたくさん転がっているのかもしれない。

うつ病は、それを私たちに教えてくれます。


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この記事は、元々2013年5月23日にアップしたものですが、一部制度が変わりましたので、再掲載します。


うつ病や双極性障害(躁うつ病)の治療が長期にわたってくると、治療費がかさむ、仕事に行けなくなって給料が入らないなど、経済的な問題が生じます。

そういう場合に受けることができる公的サポートには、労災保険、疾病手当金、障害年金などがありますが(こちらの記事でも少し触れています)、今回は「自立支援医療費」の制度についてお話しします。

概要


精神的な病気や障害の治療(入院によらないもの)にかかる医療費の自己負担率を下げ、自己負担額にも上限を設けることで、患者さんの負担を減らそうという制度です。

患者さんの収入によって補助の内容が変わってきます。

以下は2013年4月現在の制度。制度の内容は変わる場合がありますので、詳細は各市町村役場の担当窓口でご確認ください。

市町村民税非課税・年収80万円以下の方


通常3割の医療費自己負担が1割になります。さらに、負担の上限が月2,500円に設定されます。これ以上かかった場合には、公費で負担してくれるため、自己負担額は増えないということです。

なお、申請時に、利用する医療機関と薬局を指定し、その医療機関と薬局でのみ1割の自己負担となります。すなわち、それ以外の医療機関や薬局では、通常の3割自己負担になります。転院の際は必ず指定をし直してください。

市町村民税非課税・年収80万1円以上の方


医療費1割負担。負担の上限が月5,000円。

市町村民税3万3千円未満の方


医療費1割負担。負担の上限は、各医療保険の自己負担上限額が適用されます。

ただし、高額治療継続者(重度かつ継続 ※後述)と認められた方については、負担の上限が月5,000円。

市町村民税3万3千円以上23万5千円未満の方


医療費1割負担。負担の上限は、各医療保険の自己負担上限額が適用されます。

ただし、高額治療継続者(重度かつ継続)と認められた方については、負担の上限が月2,500円。

市町村民税23万5千円以上の方


制度の対象外です。

ただし、平成30年3月31日まで(更新)の経過措置として、医療費の上限が20,000円に設定されています。

高額治療継続者(重度かつ継続)とは


疾病・症状名による判定


診断名が、統合失調症、躁うつ病・うつ病、てんかん、認知症などの脳機能障害、薬物関連障害(依存症等)の方。

医師による判定


上述以外の疾病の場合で、3年以上の精神医療の経験を有する医師によって、「集中的・継続的な通院医療を要する」と判断された方。

これまでの高額療養費支給実績による判定


過去1年間に、医療保険の高額療養費の支給回数が3回以上の方。

すなわち、1ヶ月の医療費が、加入している医療保険の自己負担限度額を超えることが過去1年間で3回以上あった「世帯」の方。

申請の方法


うつ病の治療をしておられる方にとっては、とても助かる制度ですが、当然のことながら申請しないと適用されません。病院やクリニックの受付でも、ポスターが貼ってあったりはしますが、向こうから積極的に勧めたりはしないことが多いので、あなたの方から行動を起こしましょう。

まずは通っている病院・クリニックの受付で、自立支援医療費の制度を利用したい旨を申し出てください。主治医に直接相談してみてもいいでしょう。

そして、主治医に専用の診断書を書いてもらいます。

それから、市町村役場の担当窓口で、自立支援医療費支給認定申請書をもらい、診断書等の必要書類を添えて提出します。担当窓口は、市町村によって名称が異なりますから、総合案内で尋ねてみてください。

必要な書類


・自立支援医療費支給認定申請書
・自立支援医療診断書
・保険証
・課税(非課税)証明書

課税(非課税)証明書については、提出を求められないところもあるようですから、窓口で確認してください。

利用方法


申請が受理されると、自立支援医療受給者証と自己負担上限額管理票が交付されます。

実際に利用する場合には、医療機関や薬局(申請時に指定した機関に限ります)に、毎回利用のたびにこの2枚を提示します。

有効期限


1年間です。継続したい場合には、毎年更新手続きが必要です。



ずいぶん長いこと投稿していませんでした。お久しぶりです。

このブログの読者の方から、うれしいご報告をいただきました。詳しい話はしませんが、お子さんが最近引きこもり状態になり、精神的にも不安定になったため、対応を学ぶためにこのブログを訪問なさったという方です。

このブログで配布している「無料のダイジェスト版」をダウンロードなさり、その冊子でお伝えした傾聴、フィードバック、共感などを、忠実に実践なさったところ、お子さんがすっかり落ち着かれたとのこと。

苦しんでいる患者さんを見ると、ついつい「なんとかしてやりたい」と焦って、ついついあれこれとアドバイスしたり、励まそうとしたりするものです。しかし、やはり基本に忠実であることが大切なんだと、この方のご報告を読んで思わされました。

あきらめないで続けましょう


この方の場合には、お子さんが発症して、あまり時間を置かずに基本に忠実な対応をなさったため、短期間で効果が出たのだと思います。

長期に渡って関係をこじらせてしまうと、信頼関係を回復するのにもそれだけ時間がかかります。ですが、受容的・共感的な聴き方は、必ず患者さんに回復へのエネルギーを差し上げることができ、信頼関係を強くします。

受容的・共感的な聴き方を実践しても、なかなか患者さんが快方に向かわないと、だんだん続ける意欲を失いそうになります。しかし、どうかあきらめないで続けてくださいね。


こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

いかがお過ごしでしょうか。


さて、このブログの左サイドバーから、
私宛にメールを送っていただくことができます。


携帯からごらんになっていて、サイドバーが見られないという方は、
以下のアドレスへどうぞ。
   ↓ ↓ ↓
メルアド


しかし、せっかくメールをくださったのに、
私からの返事が届かず、残念な思いをなさっておられる方が、
おいでになるのではないでしょうか。


私のところには、毎日のように感想や相談のメールが届きますが、
基本的にすぐにお返事を書くようにしております。

ただ、
こちらからお返事を出しても、エラーで届かず、返ってきてしまう場合があるのです。

 ※基本的に2日以内に返事を書くようにしていますので、
  3日たっても私からの返事がない場合、たぶんエラーです。


また、右サイドバーの上の方に、
うつ病の患者さんへの対応マニュアルの無料ダイジェスト版
案内がありますね。

せっかくそちらを申し込んでいただいたのに、
入手方法を記したメールをお送りしても、エラーで届かないケースも時々起こっています。

 ※こちらは、お申し込み後、自動的にお送りしていますので、
  3時間以内に申し込み確認メールが届かなければ、
  エラーだとお考えください。



原因はいろいろあるようですが、今まで遭遇したケースでは、

  1. ずっと利用していなかったために、メールサービスから、一時的に利用を制限されている
  2. メールボックスがいっぱいで、これ以上受信できない
  3. プロバイダやウィルス対策ソフトのフィルタ機能に引っかかり、スパム判定を受けて、迷惑メールフォルダに入っている。
  4. 携帯からメールをくださった方で、パソコンメールの受け取りを拒否する設定になっている(このケースが最も多いです)。
  5. 入力したメールアドレスが間違っている。

……などがありました。

特に、Yahooメールやhotmeilなどの、
無料メールサービスをお使いの方には頻発していますが、
プロバイダメールをお使いの方にも起こっています。


(1)に関しては、メールサービスにご確認の上、利用を再開してもらってください。

(2)に関しては、メールボックスを整理し、空き容量を増やしてください。
やり方は、お使いのプロバイダ、メールサービスにお問い合わせを。

(3)と(4)に関しては、プロバイダやウィルス対策ソフト、携帯の設定を変えて、
以下のメールアドレスを受信できるようにしてください
(やり方は、それぞれのマニュアルをご参照ください)。
  ↓ ↓ ↓
メルアド

(5) については、送信前に再度ご確認を。


以上、よろしくお願いいたします。

笑顔同封 たいぢ



患者さんが聞きたいメッセージ


「あなたは、私にとって大切な存在です」。

このメッセージは、うつ病の患者さんが一番あなたから聞きたいと思っているものです。

うつ病の患者さんは、自分という「存在」の価値に自信を持っていません。

「私は、ここにいていいんだろうか?」
「私に、生きている価値なんかあるんだろうか?」
「もしかしたら、存在する価値なんかないんじゃないか?」

もちろん、100%「自分はいてはいけない存在だ」と確信している人はいません。もしそう信じていたら、その人は生きてはいませんから。

だから、今生きているということは、心のどこかで、

「私は、ここにいていいはずだ」
「私は、ここにいていいだけの価値があるはずだ」
「自分の存在は、ここにいる人に喜ばれているはずだ」

と思っているということです。たとえ、うつ病の人であっても、です。

しかし、うつ病の人は、この確信がかなり弱くなっています。そして、「本当は、自分には存在する価値なんかないのでは?」という
疑問が、病気でない人よりも強く心の中にあります。

うつ病が治っていくということ


うつ病は脳神経の病気ですから、うつ病が治っていくということは、その不調が整えられていくということです(抗うつ剤などの薬は、その不調を整えるために用いられます)。

しかし、心の側面に目を向けるなら、うつ病が治っていくということは、自分の存在価値をだんだんと信じられるようになるということです。

「私は、ここにいていい」
「私は、ここにいていいだけの価値がある」
「自分の存在は、ここにいる人に喜ばれている」

と、強く信じられるようになるということですね。

どうしたら存在価値を信じられるようになる


では、こういう確信はどのようにしたら手に入れることができるのでしょうか。それは、他の人から

「あなたは大切」
「あなたがここにいてくれることが、私には嬉しい」

というふうに扱われることです。

医師は、薬などを使って、「脳神経の病気」としてのうつ病を治療してくれます。

カウンセラーは、精神療法などを使って、ついつい無理をしすぎたり、人に気を遣いすぎたりして、心が疲れてしまう生き方の癖を修正する手伝いをしてくれます。

でも、「あなたが大切」というメッセージを伝えるのは、医者やカウンセラーよりも、家族や恋人や友人であるあなたの方がずっと上手にできることです。

「仕事ができるから」とか、「若くてきれいだから」とか、「こういう能力があるから」とかいう条件付きではなく、

「とにかくあなたのことが大切なんだ」
「とにかくあなたがいてくれることが嬉しいんだ」

そういうメッセージは、患者さんも、あなたから一番聞きたいと思っているのです。

このブログや無料冊子でお伝えしているようなさまざまなテクニックは、結局のところ、「私にとって、あなたは無条件で大切な存在だよ」というメッセージを伝えるための方法です。

うつ病だからこそ


うつ病になると、「自分が大切な存在だと思える証拠」をどんどん失っていきます。

仕事ができなくなります。容姿に気を使えなくなります。家族を喜ばせるどころか、心配掛けっぱなしになります。それどころか、重症になれば、立ち上がることすらままならなくなり、一日中寝てばかりになります。

だからこそ、家族からの「どんな状態でも、あなたがいてくれることが嬉しい」というメッセージが必要なのです。

Aさんが回復したきっかけ


Aさんは、重度のうつ病で、自殺をはかりました。幸い、未遂に終わりましたが、その時奥さんにこう言われました。

「仕事に行けなくてもいい、一生寝たきりでもいい、あなたがこうして生きていてくれることが、私は嬉しい!」

今はすっかり回復しておられるAさんですが、そのきっかけは奥さんのこの一言だったとおっしゃいました。

毎日1回でいいので


ただ、うつ病の人は頑固なので、なかなか「あなたが大切」というメッセージを信じてくれません。でも、それは順調なことです。

ですから、あきらめないで、毎日1回でもいいので、

「そのままのあなたがすばらしい」
「そのままのあなたが大好き」
「あなたがいてくれることが嬉しい」
「あなたがいなくなったらって思ったら、悲しくなる」

など、いろんな言い方で、いかに患者さんがあなたにとって大切かを語ってあげてください。


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