こうこそおいでませ
このブログでは、メールマガジン「うつ病の家族・友人との接し方」のバックナンバーを掲載しています。コメントもできますから、うつ病の家族やお友だちをお持ちの皆さん、どうぞ感想をお聞かせくださいね。
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こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
前々回、疑問を投げかけた
「糸こんにゃくとシラタキの違い」ですが……。
糸こんにゃくは、すでに固まったこんにゃくを
ところてんみたいにして、細く切ったもの。
シラタキは、こんにゃくが固める前の液状のものを、
じょうろのようなもので細く湯の中に出して固めたもの
……だそうです。
○○さん、情報提供、ありがとうございます^^
1.イメージ法
2.自分を大切にすると
【感想や質問は左の送信フォームから】
感想や質問は、このメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
前回、不登校のお嬢さんに対して、
なかなか優しくできないというAさんのお話しをしましたね?
※今回から読み始めた方は、前回の記事をご覧ください。
Aさんは、小さいときに「プラスのストローク」
※「あなたは大切だよ」というメッセージが伝わるような
刺激(言葉かけや態度)のこと)
……を、ほとんどもらってきませんでした。
だから、無意識の中に住んでいる、小さかったときの自分が、
「私はもらっていないのに、娘ばっかりずるい!」と、
思い切りブレーキをかけてたんですね。
さて、自分の心の中に、傷ついたままの子どもの自分がいる
ということに気づいたAさん。
その、子どもの自分に、イメージの中で語りかけました。
もしも、自分が小さいとき、おじいさんに無茶なことを
言われて、泣きじゃくっているその場面に、
今の自分が訪れたら……という設定で。
「そっかぁ、悲しかったねー。寂しかったねー。
お父さんもいなくなって、お母さんにも
あんまり会えなくなって、ホントに寂しかったよね。
それなのに、おじいちゃんにひどいこと言われて、
怖かったねー。悔しかったねー。
Aちゃんは悪くないよ。全然悪くないよ。
お父さんが死んだのは、Aちゃんのせいじゃないよ。
お母さんが毎日遅くまで働いているのは、
Aちゃんが悪い子で、嫌いになったからじゃないよ。
おじいちゃんが怖いことを言うのは、
Aちゃんが悪い子だからじゃなくて、
ただの怒りんぼだからだよ。
Aちゃんはいい子だよ
Aちゃんはとってもいい子だよ」
こうやって、イメージの中で、
何度も何度も語りかけました。
そして……
「私がいつも一緒にいるからねー。
さみしいときとか、怖いときとか、
一人で泣かなくていいよ」
と、何度も優しく語りかけながら、
ぎゅーっと抱きしめて、頭をなでてあげました。
そういうワーク(イメージ法と言います)をやってから、
Aさんに宿題を出しました。
それは、
「お嬢さんにストロークをあげるって話は、
しばらく考えなくていいから、今やったみたいなワークを、
2週間毎日やってください」
……という宿題です。
2週間後、「いかがですか?」とお尋ねすると、
お嬢さんにプラスのストロークをあげようなんて、
全然意識してなかったのに、
気がついたら、朝、ベッドに寝ているお嬢さんを抱きしめて、
「お母さんは、○○ちゃんが大好きだよー」って、
優しく語りかけてたんだそうですよ(^^)
あなたは、うつ病の患者さんと、一生懸命に
関わっていらっしゃるでしょう?
でも、まずあなた自身の心が潤うことが大切です。
ご自分のこと、大切にしていますか?
前々回、疑問を投げかけた
「糸こんにゃくとシラタキの違い」ですが……。
糸こんにゃくは、すでに固まったこんにゃくを
ところてんみたいにして、細く切ったもの。
シラタキは、こんにゃくが固める前の液状のものを、
じょうろのようなもので細く湯の中に出して固めたもの
……だそうです。
○○さん、情報提供、ありがとうございます^^
目次
1.イメージ法
2.自分を大切にすると
【感想や質問は左の送信フォームから】
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もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
1.イメージ法
前回、不登校のお嬢さんに対して、
なかなか優しくできないというAさんのお話しをしましたね?
※今回から読み始めた方は、前回の記事をご覧ください。
Aさんは、小さいときに「プラスのストローク」
※「あなたは大切だよ」というメッセージが伝わるような
刺激(言葉かけや態度)のこと)
……を、ほとんどもらってきませんでした。
だから、無意識の中に住んでいる、小さかったときの自分が、
「私はもらっていないのに、娘ばっかりずるい!」と、
思い切りブレーキをかけてたんですね。
さて、自分の心の中に、傷ついたままの子どもの自分がいる
ということに気づいたAさん。
その、子どもの自分に、イメージの中で語りかけました。
もしも、自分が小さいとき、おじいさんに無茶なことを
言われて、泣きじゃくっているその場面に、
今の自分が訪れたら……という設定で。
「そっかぁ、悲しかったねー。寂しかったねー。
お父さんもいなくなって、お母さんにも
あんまり会えなくなって、ホントに寂しかったよね。
それなのに、おじいちゃんにひどいこと言われて、
怖かったねー。悔しかったねー。
Aちゃんは悪くないよ。全然悪くないよ。
お父さんが死んだのは、Aちゃんのせいじゃないよ。
お母さんが毎日遅くまで働いているのは、
Aちゃんが悪い子で、嫌いになったからじゃないよ。
おじいちゃんが怖いことを言うのは、
Aちゃんが悪い子だからじゃなくて、
ただの怒りんぼだからだよ。
Aちゃんはいい子だよ
Aちゃんはとってもいい子だよ」
こうやって、イメージの中で、
何度も何度も語りかけました。
そして……
「私がいつも一緒にいるからねー。
さみしいときとか、怖いときとか、
一人で泣かなくていいよ」
と、何度も優しく語りかけながら、
ぎゅーっと抱きしめて、頭をなでてあげました。
2.自分を大切にすると
そういうワーク(イメージ法と言います)をやってから、
Aさんに宿題を出しました。
それは、
「お嬢さんにストロークをあげるって話は、
しばらく考えなくていいから、今やったみたいなワークを、
2週間毎日やってください」
……という宿題です。
2週間後、「いかがですか?」とお尋ねすると、
お嬢さんにプラスのストロークをあげようなんて、
全然意識してなかったのに、
気がついたら、朝、ベッドに寝ているお嬢さんを抱きしめて、
「お母さんは、○○ちゃんが大好きだよー」って、
優しく語りかけてたんだそうですよ(^^)
あなたは、うつ病の患者さんと、一生懸命に
関わっていらっしゃるでしょう?
でも、まずあなた自身の心が潤うことが大切です。
ご自分のこと、大切にしていますか?
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
世の中、GWってことになっているようですね。
どんなお休みを過ごしていらっしゃいますか?
1.できないの? やりたくないの?
2.そんなのずるい!
前回、朝、なかなか起きてこないお嬢さんに対して、
ぎゅーっと抱きしめて、頭をなでながら、
「お母さんは、○○ちゃんが大好き」と何度も言う
……という方法を採って、効果があったという方の話を
しましたね?
※今回から読み始めた方は、前回の記事、
「ぎゅ〜って抱きしめて」をご覧ください。
こういう「あなたは大切だよ」というメッセージが伝わるような
刺激(言葉かけや態度)のことを、心理学では
「プラスのストローク」と言います。
ところが、この「プラスのストローク作戦」、、
すんなり実行に移されたわけではないのです。
「プラスのストローク作戦」を私とそのお母さんと立てた翌週、
「作戦はどうですか?」と尋ねると
「どうもできないんです」という答え。
意地悪カウンセラー(笑)の私は、こうお尋ねしました。
「やれないんですか? それともやりたくないんですか?」
怪訝そうな顔をしているので、
こんな実験をやっていただきました
(私は、実験大好きカウンセラーでもあります)。
「私は○○(娘の名前)に、
毎日必ず優しい言葉をかけて抱きしめます」。
これを10回言ってもらったのです。
そして、「どうですか?」と尋ねると
「なんか、嘘っぽい」という答え。
次に、
「私は○○に、誰が何と言おうと、絶対に
優しい言葉なんかかけないし、抱きしめてもやらない!」
これも10回言ってもらいました
(躊躇してましたが「実験なので」とお願いして)。
実際にやってもらうと、「ぴったり来る」という答え。
そうなんです。一方では、「娘に優しくしなきゃ。
スキンシップをしてあげなきゃ」と思っていて、
それは嘘ではないのですが、
その一方で、どこかに「絶対に優しくしてやらない」と
いう思いがあるってことですね。
そこで、その「優しくしてやらない」と思っている
もう一人の自分について、
そのお母さんと話し合うことにしました。
─────────────────────────────
2.そんなのずるい!
─────────────────────────────
このお母さん(Aさんということにしましょう)は、
心の中のもう一人の自分に語りかけました。
「大切な娘なのに、どうして優しくしたくないの?」
すると、フッと心の中から言葉が浮かんできました。
「だって、私は優しくなんかされたことがないのに、
娘ばっかり、ずるい!」
この心の声を聞いたとき、今まで意識していなかった記憶が、
ぶわーっとわき上がってきました。
Aさんは、小さいときにお父さんを亡くしました。
そして、お母さんはAさんを連れて実家に戻り、
Aさんを父親(Aさんにとっては祖父)に預けて、
働きに出たのです。
お母さんは、夜遅くまで仕事をしていましたから、
Aさんは寂しい思いをしたんでしょうね。
そして、おじいさんは、非常に頑固で短気な人でした。
ちょっとでも機嫌を損ねるようなことをすると、
大声で怒鳴り散らし、二言目には、
「俺の言うことが聞けないなら、もう育ててやらない。
出て行け!」と脅すのです。
つまり、Aさんは、子どもの頃、
プラスのストロークをほとんどもらわないできたのです。
心の中の小さな自分が、
「私は寂しかった。私は怖かった。
なのに、娘ばっかり優しくされるなんて、ずるい!」と
叫んでいたのです。
そして、娘に優しくしようとするAさんに、
無意識のブレーキをかけていたのです。
さて、心の中の、傷ついたままいやされていない
小さな自分に気づいたAさんは……。
長くなったので、続きは次回。
お楽しみに!
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世の中、GWってことになっているようですね。
どんなお休みを過ごしていらっしゃいますか?
目次
1.できないの? やりたくないの?
2.そんなのずるい!
1.できないの? やりたくないの?
前回、朝、なかなか起きてこないお嬢さんに対して、
ぎゅーっと抱きしめて、頭をなでながら、
「お母さんは、○○ちゃんが大好き」と何度も言う
……という方法を採って、効果があったという方の話を
しましたね?
※今回から読み始めた方は、前回の記事、
「ぎゅ〜って抱きしめて」をご覧ください。
こういう「あなたは大切だよ」というメッセージが伝わるような
刺激(言葉かけや態度)のことを、心理学では
「プラスのストローク」と言います。
ところが、この「プラスのストローク作戦」、、
すんなり実行に移されたわけではないのです。
「プラスのストローク作戦」を私とそのお母さんと立てた翌週、
「作戦はどうですか?」と尋ねると
「どうもできないんです」という答え。
意地悪カウンセラー(笑)の私は、こうお尋ねしました。
「やれないんですか? それともやりたくないんですか?」
怪訝そうな顔をしているので、
こんな実験をやっていただきました
(私は、実験大好きカウンセラーでもあります)。
「私は○○(娘の名前)に、
毎日必ず優しい言葉をかけて抱きしめます」。
これを10回言ってもらったのです。
そして、「どうですか?」と尋ねると
「なんか、嘘っぽい」という答え。
次に、
「私は○○に、誰が何と言おうと、絶対に
優しい言葉なんかかけないし、抱きしめてもやらない!」
これも10回言ってもらいました
(躊躇してましたが「実験なので」とお願いして)。
実際にやってもらうと、「ぴったり来る」という答え。
そうなんです。一方では、「娘に優しくしなきゃ。
スキンシップをしてあげなきゃ」と思っていて、
それは嘘ではないのですが、
その一方で、どこかに「絶対に優しくしてやらない」と
いう思いがあるってことですね。
そこで、その「優しくしてやらない」と思っている
もう一人の自分について、
そのお母さんと話し合うことにしました。
─────────────────────────────
2.そんなのずるい!
─────────────────────────────
このお母さん(Aさんということにしましょう)は、
心の中のもう一人の自分に語りかけました。
「大切な娘なのに、どうして優しくしたくないの?」
すると、フッと心の中から言葉が浮かんできました。
「だって、私は優しくなんかされたことがないのに、
娘ばっかり、ずるい!」
この心の声を聞いたとき、今まで意識していなかった記憶が、
ぶわーっとわき上がってきました。
Aさんは、小さいときにお父さんを亡くしました。
そして、お母さんはAさんを連れて実家に戻り、
Aさんを父親(Aさんにとっては祖父)に預けて、
働きに出たのです。
お母さんは、夜遅くまで仕事をしていましたから、
Aさんは寂しい思いをしたんでしょうね。
そして、おじいさんは、非常に頑固で短気な人でした。
ちょっとでも機嫌を損ねるようなことをすると、
大声で怒鳴り散らし、二言目には、
「俺の言うことが聞けないなら、もう育ててやらない。
出て行け!」と脅すのです。
つまり、Aさんは、子どもの頃、
プラスのストロークをほとんどもらわないできたのです。
心の中の小さな自分が、
「私は寂しかった。私は怖かった。
なのに、娘ばっかり優しくされるなんて、ずるい!」と
叫んでいたのです。
そして、娘に優しくしようとするAさんに、
無意識のブレーキをかけていたのです。
さて、心の中の、傷ついたままいやされていない
小さな自分に気づいたAさんは……。
長くなったので、続きは次回。
お楽しみに!
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こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
「糸こんにゃくとシラタキってどう違うの?」と
質問されました。
そういえば、
ビーフシチューと、ハッシュドビーフと、ハヤシライスの汁と
デミグラスソースの違いも分かりません。
むぅ……(--;)
1.うれしい報告
2.スキンシップ
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昨日、こんなメールをいただきました。
> ご教授して頂いたこと、少しずつですが実行しています。
>
> 特に、ココロから思っていること
> (「君は大事な存在」ということ)を、
> 彼女に伝えるようにしています。
>
> それから、彼女の調子が
> 徐々に良くなっきているように思います。
ホントに良かったですね!
私もこれを読んで嬉しくなりました(^-^)
前の前のメールでお話ししたように、
※最近読み始めたという方は、バックナンバーをごらんあれ。
うつ病の患者さんが求めているのは、
「あなたは大切な存在だ」というメッセージ。
特に、家族や婚約者、恋人、友だちなど、
患者さんにとって大切な人から言われることを望んでいます。
患者さんを治すのはあなたの仕事じゃありません。
あなたの仕事は、「あなたは大切」というメッセージを
シャワーのように患者さんに注ぐことです。
あの手この手で、「あなたは大切」を伝えていきましょう。
で、今日、紹介したい「あなたは大切」の伝え方ですが、
それはスキンシップです。
家族の場合、話を聴くときには、できたら正面じゃなくて、
横に座ってあげてください。
そして、肩を抱いたり、ヒザの上に手を置いたり、
背中をさすったり……しながら話を聴きましょう。
※もちろん、嫌がったらやめてくださいね。
うつ病の患者さんに、無理強いはいけません。
うつがひどくて、不登校状態だった高校生の
お嬢さんがいましたが、お母さんとカウンセリングをしました。
今まで、お母さんは、朝7時になるとお嬢さんを起こしに
行って、無理に布団をはぎ取って起こしていたそうです。
寝たきり、引きこもりになるのが怖かったからですね。
それが功を奏すればいいのですが、
残念ながら、かえって症状はひどくなっていきました。
そこで、こんなふうにしてもらったのです。
7時にお嬢さんの部屋に入り、大声を出したり、
布団をはいだりせず、まずは黙ってぎゅーっとお嬢さんを
抱きしめます。
※普通は、これで目を覚ましますよね^^
次に、抱きしめたまま、頭をなでながら、耳元で優しく、
「お母さんは、○○ちゃんが大好き」と、何回か繰り返す。
そして、そのまま起こさず部屋を出る
(起こそうとしても無駄なんですからね)。
これで、だんだんとお嬢さんの状態が良くなっていきました。
少しリハビリに時間がかかりましたが、
学校にも戻れるようになったのです。
あなたも、優しくスキンシップしてあげたなら、患者さんに
もっともっと強く「大切」メッセージが伝わるはずです。
「糸こんにゃくとシラタキってどう違うの?」と
質問されました。
そういえば、
ビーフシチューと、ハッシュドビーフと、ハヤシライスの汁と
デミグラスソースの違いも分かりません。
むぅ……(--;)
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>
> 特に、ココロから思っていること
> (「君は大事な存在」ということ)を、
> 彼女に伝えるようにしています。
>
> それから、彼女の調子が
> 徐々に良くなっきているように思います。
ホントに良かったですね!
私もこれを読んで嬉しくなりました(^-^)
前の前のメールでお話ししたように、
※最近読み始めたという方は、バックナンバーをごらんあれ。
うつ病の患者さんが求めているのは、
「あなたは大切な存在だ」というメッセージ。
特に、家族や婚約者、恋人、友だちなど、
患者さんにとって大切な人から言われることを望んでいます。
患者さんを治すのはあなたの仕事じゃありません。
あなたの仕事は、「あなたは大切」というメッセージを
シャワーのように患者さんに注ぐことです。
あの手この手で、「あなたは大切」を伝えていきましょう。
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で、今日、紹介したい「あなたは大切」の伝え方ですが、
それはスキンシップです。
家族の場合、話を聴くときには、できたら正面じゃなくて、
横に座ってあげてください。
そして、肩を抱いたり、ヒザの上に手を置いたり、
背中をさすったり……しながら話を聴きましょう。
※もちろん、嫌がったらやめてくださいね。
うつ病の患者さんに、無理強いはいけません。
うつがひどくて、不登校状態だった高校生の
お嬢さんがいましたが、お母さんとカウンセリングをしました。
今まで、お母さんは、朝7時になるとお嬢さんを起こしに
行って、無理に布団をはぎ取って起こしていたそうです。
寝たきり、引きこもりになるのが怖かったからですね。
それが功を奏すればいいのですが、
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そこで、こんなふうにしてもらったのです。
7時にお嬢さんの部屋に入り、大声を出したり、
布団をはいだりせず、まずは黙ってぎゅーっとお嬢さんを
抱きしめます。
※普通は、これで目を覚ましますよね^^
次に、抱きしめたまま、頭をなでながら、耳元で優しく、
「お母さんは、○○ちゃんが大好き」と、何回か繰り返す。
そして、そのまま起こさず部屋を出る
(起こそうとしても無駄なんですからね)。
これで、だんだんとお嬢さんの状態が良くなっていきました。
少しリハビリに時間がかかりましたが、
学校にも戻れるようになったのです。
あなたも、優しくスキンシップしてあげたなら、患者さんに
もっともっと強く「大切」メッセージが伝わるはずです。
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
こちら福島県では、桜がきれいです。
天気もいいし、ぶらぶら散歩がしたいなあ。
1.達成感がない
2.家族のための自助グループ
【感想や質問は、左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、メルマガやブログ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
私は、心理カウンセラーやセミナー講師の他に、
キリスト教会の牧師もやっております。
この前、牧師仲間がしみじみと、
「この仕事って、達成感がなかなか得られないよね」と
言ってました。
ビジネスや物作りのように、「これで達成」「これで完成」
というものがないですから……。
そして、これって、とてもストレスのたまることなんですよね。
「達成感がない」というのは、
うつ病の患者さんに関わる家族も同じかも知れません。
患者さんの症状はアップダウンしますし、
全快までにはけっこう時間がかかります。
それはまだしも、一生懸命に考えて関わっても、
全然反応を示してくれなかったり、
かえってつらそうな顔をされたり……。
そうすると、だんだんと患者さんに関わっていく
エネルギーが足りなくなってきますね。
でも、不思議なことなんですが、
最初に申し上げた牧師仲間の一言、
あれを聴いたときに、何だか自分のこころがホッとしたんです。
患者さんは、そのつらい気持ちを分かってもらったときに
ホッとして、生きる力がわいてきます。
同じように、私たち援助側も、
援助に関わるつらい気持ちを分かってもらったときに、
ホッとして、さらに患者さんに関わる力がわいてくるのです。
最近、「うつ病の家族への対応マニュアル」という本を
出版しましたが、その購入者の方たちのためのサークルを
ネット上に作りました。
具体的なアドバイスに関する質疑応答もしていますし、
うまく言った関わり方をお互いに紹介し合ったりもしています。
だから、お互いの知恵を出し合って、
患者さんへの関わりを工夫していくことができます。
でも、このサークルの目玉は、
何と言っても「愚痴・弱音」が吐けるコミュニティです。
閉鎖的な空間だし、匿名だし、基本的に愚痴や弱音に関しては、
励ましたり説教したりしてはいけないことになっているので、
安心して愚痴や弱音を吐けるわけですね。
愚痴や弱音の書き込みを読んでいるのも、患者さんとの関わりで
達成感がなくてストレスをためていらっしゃる方々です。
だから、書き込みをなさった方の気持ちが良く分かるんですよね。
そして、自分が思っていることを
その方が代弁してくれている気持ちにもなる。
自分はこの人の気持ちが分かる。
そして、この人も私の気持ちを分かってくれている。
この不思議な一体感が、私たちを強くします。
また患者さんに向き合う気持ちを生み出します。
一人でうつ病に立ち向かうのはつらいです。
同じような闘いをしている仲間と、
弱音でも、成功例でもなんでも話せたら、
きっと今よりもずっと楽に患者さんに関わっていけるはず。
もしもそばに、うつ病の患者さんに関わっている人がいたら、
勇気を出して話をしてみましょう。
こちら福島県では、桜がきれいです。
天気もいいし、ぶらぶら散歩がしたいなあ。
目次
1.達成感がない
2.家族のための自助グループ
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1.達成感がない
私は、心理カウンセラーやセミナー講師の他に、
キリスト教会の牧師もやっております。
この前、牧師仲間がしみじみと、
「この仕事って、達成感がなかなか得られないよね」と
言ってました。
ビジネスや物作りのように、「これで達成」「これで完成」
というものがないですから……。
そして、これって、とてもストレスのたまることなんですよね。
「達成感がない」というのは、
うつ病の患者さんに関わる家族も同じかも知れません。
患者さんの症状はアップダウンしますし、
全快までにはけっこう時間がかかります。
それはまだしも、一生懸命に考えて関わっても、
全然反応を示してくれなかったり、
かえってつらそうな顔をされたり……。
そうすると、だんだんと患者さんに関わっていく
エネルギーが足りなくなってきますね。
2.家族のための自助グループ
でも、不思議なことなんですが、
最初に申し上げた牧師仲間の一言、
あれを聴いたときに、何だか自分のこころがホッとしたんです。
患者さんは、そのつらい気持ちを分かってもらったときに
ホッとして、生きる力がわいてきます。
同じように、私たち援助側も、
援助に関わるつらい気持ちを分かってもらったときに、
ホッとして、さらに患者さんに関わる力がわいてくるのです。
最近、「うつ病の家族への対応マニュアル」という本を
出版しましたが、その購入者の方たちのためのサークルを
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具体的なアドバイスに関する質疑応答もしていますし、
うまく言った関わり方をお互いに紹介し合ったりもしています。
だから、お互いの知恵を出し合って、
患者さんへの関わりを工夫していくことができます。
でも、このサークルの目玉は、
何と言っても「愚痴・弱音」が吐けるコミュニティです。
閉鎖的な空間だし、匿名だし、基本的に愚痴や弱音に関しては、
励ましたり説教したりしてはいけないことになっているので、
安心して愚痴や弱音を吐けるわけですね。
愚痴や弱音の書き込みを読んでいるのも、患者さんとの関わりで
達成感がなくてストレスをためていらっしゃる方々です。
だから、書き込みをなさった方の気持ちが良く分かるんですよね。
そして、自分が思っていることを
その方が代弁してくれている気持ちにもなる。
自分はこの人の気持ちが分かる。
そして、この人も私の気持ちを分かってくれている。
この不思議な一体感が、私たちを強くします。
また患者さんに向き合う気持ちを生み出します。
一人でうつ病に立ち向かうのはつらいです。
同じような闘いをしている仲間と、
弱音でも、成功例でもなんでも話せたら、
きっと今よりもずっと楽に患者さんに関わっていけるはず。
もしもそばに、うつ病の患者さんに関わっている人がいたら、
勇気を出して話をしてみましょう。
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
昨日は、「アレックスのレモネード・スタンド」の
番組を観て、大泣きしました。
昔は「フリーズドライ」と呼ばれるほど、
精神的不感症の男だったんですけど、
人間、変われば変わるもんです。
はっ。単に年を取っただけか?
1.あなたは大切というメッセージ
2.だから効くんです
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、メルマガ・ブログ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
ぜひ、気になるお友だちにもご紹介ください。
「あなたが大切」
このメッセージは、うつ病の患者さんが
一番あなたから欲しいと思っているものです。
うつ病の患者さんは、自分という「存在」に
自信を無くしています。
「私は、ここにいていいのかしら?」
「私は、生きている価値があるのかしら?」
「もしかしたら、いてはいけない存在なんじゃないの?」
もしも、100%「自分はいてはいけない存在だ」と確信したら、
その人は生きてはいけません。
だから、今生きているということは、心のどこかで、
「私は、ここにいていい」
「私は、ここにいていいだけの価値がある」
「自分の存在は、ここにいる人に喜ばれている」
と思っているということです。
たとえ、うつ病の人でも、です。
でも、うつ病の人は、この確信がかなり低くなっています。
そして、「本当は、自分の存在には価値がないのかも?」という
疑問が、かなり強く心を占めています。
うつ病が治っていくということは、
自分の存在価値をだんだんと信じられるようになる
ということです。
「私は、ここにいていい」
「私は、ここにいていいだけの価値がある」
「自分の存在は、ここにいる人に喜ばれている」
と、強く信じられるようになるということですね。
でも、こういう確信は、他の人から
「あなたは大切」
「あなたがここにいてくれることが、私には嬉しい」
というふうに扱われて、
はじめて手に入れることができるものです。
医師は、薬などを使って、「神経の病気」としてのうつ病を
治療してくれます。
カウンセラーは、精神療法などを使って、
ついつい無理をしすぎたり、人に気を遣いすぎたりして、
心が疲れてしまいやすい生き方の修正を手伝ってくれます。
でも、「あなたが大切」というメッセージを伝えるのは、
実は家族であるあなたが一番上手にできることです。
「仕事ができるから」とか、「きれいだから」とか、
「こういう能力があるから」とかいう条件付きではなく、
「とにかくあなたのことが大切なんだ」
「とにかくあなたがいてくれることが嬉しいんだ」
そういうメッセージ。
それは、あなたが一番上手に伝えられますし、
患者さんも、一番あなたから聞きたいのです。
このメルマガでお話ししているいろいろなテクニックは、
結局のところ、「私にとって、あなたは無条件で大切」
というメッセージを伝えるための方法なんです。
うつ病になると、自分が大切な存在だと思える証拠を
どんどん失っていきます。
仕事はできなくなるし、容姿に気を使えなくなるし、
出歩くことすらできなくなります。
重症になると、なーんにもできずに、ただ寝てるだけに。
だからこそ、家族からの
「どんな状態でも、あなたがいてくれることが嬉しい」という
メッセージが「効く」んですよ。
Aさんは、重度のうつ病でしたが、今は回復しておられます。
うつがひどかった頃のことを振り返って、
そのときに勇気づけられたのは、
自殺未遂のあとに奥さんの語った、次のような言葉だそうです。
「仕事に行けなくてもいい、一生寝たきりでもいい、
あなたがこうして生きていてくれることが、私は嬉しいの!」
「そのままのあなたがすばらしい」
「そのままのあなたが大好き」
「あなたがいてくれることが嬉しい」
「あなたがいなくなったらって思ったら、悲しくなる」
いろんな言い方ができると思います。
毎日1回でもいい。
以下に患者さんがあなたにとって大切かを語ってあげてください。
昨日は、「アレックスのレモネード・スタンド」の
番組を観て、大泣きしました。
昔は「フリーズドライ」と呼ばれるほど、
精神的不感症の男だったんですけど、
人間、変われば変わるもんです。
はっ。単に年を取っただけか?
目次
1.あなたは大切というメッセージ
2.だから効くんです
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1.あなたは大切というメッセージ
「あなたが大切」
このメッセージは、うつ病の患者さんが
一番あなたから欲しいと思っているものです。
うつ病の患者さんは、自分という「存在」に
自信を無くしています。
「私は、ここにいていいのかしら?」
「私は、生きている価値があるのかしら?」
「もしかしたら、いてはいけない存在なんじゃないの?」
もしも、100%「自分はいてはいけない存在だ」と確信したら、
その人は生きてはいけません。
だから、今生きているということは、心のどこかで、
「私は、ここにいていい」
「私は、ここにいていいだけの価値がある」
「自分の存在は、ここにいる人に喜ばれている」
と思っているということです。
たとえ、うつ病の人でも、です。
でも、うつ病の人は、この確信がかなり低くなっています。
そして、「本当は、自分の存在には価値がないのかも?」という
疑問が、かなり強く心を占めています。
うつ病が治っていくということは、
自分の存在価値をだんだんと信じられるようになる
ということです。
「私は、ここにいていい」
「私は、ここにいていいだけの価値がある」
「自分の存在は、ここにいる人に喜ばれている」
と、強く信じられるようになるということですね。
でも、こういう確信は、他の人から
「あなたは大切」
「あなたがここにいてくれることが、私には嬉しい」
というふうに扱われて、
はじめて手に入れることができるものです。
医師は、薬などを使って、「神経の病気」としてのうつ病を
治療してくれます。
カウンセラーは、精神療法などを使って、
ついつい無理をしすぎたり、人に気を遣いすぎたりして、
心が疲れてしまいやすい生き方の修正を手伝ってくれます。
でも、「あなたが大切」というメッセージを伝えるのは、
実は家族であるあなたが一番上手にできることです。
「仕事ができるから」とか、「きれいだから」とか、
「こういう能力があるから」とかいう条件付きではなく、
「とにかくあなたのことが大切なんだ」
「とにかくあなたがいてくれることが嬉しいんだ」
そういうメッセージ。
それは、あなたが一番上手に伝えられますし、
患者さんも、一番あなたから聞きたいのです。
このメルマガでお話ししているいろいろなテクニックは、
結局のところ、「私にとって、あなたは無条件で大切」
というメッセージを伝えるための方法なんです。
2.だから効くんです
うつ病になると、自分が大切な存在だと思える証拠を
どんどん失っていきます。
仕事はできなくなるし、容姿に気を使えなくなるし、
出歩くことすらできなくなります。
重症になると、なーんにもできずに、ただ寝てるだけに。
だからこそ、家族からの
「どんな状態でも、あなたがいてくれることが嬉しい」という
メッセージが「効く」んですよ。
Aさんは、重度のうつ病でしたが、今は回復しておられます。
うつがひどかった頃のことを振り返って、
そのときに勇気づけられたのは、
自殺未遂のあとに奥さんの語った、次のような言葉だそうです。
「仕事に行けなくてもいい、一生寝たきりでもいい、
あなたがこうして生きていてくれることが、私は嬉しいの!」
「そのままのあなたがすばらしい」
「そのままのあなたが大好き」
「あなたがいてくれることが嬉しい」
「あなたがいなくなったらって思ったら、悲しくなる」
いろんな言い方ができると思います。
毎日1回でもいい。
以下に患者さんがあなたにとって大切かを語ってあげてください。

