2008年05月

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こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

このたび、某村の「スクール・ソーシャルワーカー」ってのを
拝命しました。6月からの勤務です。

何をやるかって……
実は教育委員会の人もよく分かってないらしい(苦笑)

今年度から本格的に導入される仕事で、
今回はモデルケースとして、福島県でも始まったとか。

責任重大だなあ。





目次



1.医療ソーシャルワーカー




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1.医療ソーシャルワーカー


スクール・ソーシャルワーカーの話は置いといて、
ソーシャルワーカーと呼ばれる様々な仕事の人たちの中に、
「医療ソーシャルワーカー」と呼ばれる人たちがいます。


  ※医療ソーシャルワーカーについての、詳細はこちらを


重度のうつ病になると、長期に渡って治療が必要になります。

いったん症状が治まっても、人によっては予防薬を
続けて飲まなければいけない場合もあります。

保険がきくとはいえ、医療費はバカになりません。


さらに、うつ病対策の基本の一つは休養ですから、
仕事を休まなければならない人も多いでしょう。

そうすると、収入が減ってしまう不安もあります。


医療ソーシャルワーカーさんたちは、
社会福祉に関する知識を使って、
このような経済的な課題の解決を援助してくれるのです。


例えば、上で述べたような経済的に課題に対して、
公のサポートが用意されています。
  → バックナンバー


そのようなサポートを紹介してくれたり、
申請にあたってのアドバイスをしてくれたりするわけです。


また、ある程度病状が回復し、社会復帰する際にも、
スムースに復帰できるよう、いろいろと相談に乗ってくれます。


病院によっては、医療ソーシャルワーカーを置いていない
所もありますが、相談を受けられるかどうか、
一度主治医とか受付さんとかに尋ねてみるといいでしょう。



うつ病の患者さんを支えるというのは、とても大変です。

こういう外部の助けの手は、できるだけ上手に活用して、
一人でストレスをためこまないようにしましょうね。


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こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

ずっと寒い天気が続いていましたが、このところ暖かですね。

気温のアップダウンで、風邪なんかひいていませんか?





目次


1.これから死ぬというメールをもらったら

2.私からのお返事




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1.これから死ぬというメールをもらったら


こんな質問メールをいただきました。


はじめまして。突然のメールで失礼します。

友人がうつ病なのですが、突然「これから死のうと思う」
というようなメールが来ます。

「さようなら」とだけ書かれたメールの時もあります。

その後、死ねなかったと死ねない自分に
さらに落ち込むようです。

「あなたがいないとさびしい。」
「あなたを必要としている。」
というような返信をするのですが、

「誰も助けてくれない。逃げ場がない。」
「生きている意味がない」
等の返信があり、自分の返信で
さらに悪化しているのではないかと心配です。

自殺をほのめかす様なメールを受けたときの対処法を
教えていただけないでしょうか。
(私と友人宅は電車で1時間半ほどかかる距離なので
すぐには駆けつけられません…)




自殺をほのめかすようなメールをもらうと、
本当にびっくりしますし、心配でたまらなくなりますね。


この方(Yさんというふうにお呼びします)に、
さっそくメールでお返事を差し上げました。



2.私からのお返事


まずYさんにお話ししたいことは……

   これはおそらく、Yさんにはすぐには
   受け入れがたい話かも知れませんが

……自殺を「完全に」防ぐ方法はない、ということです。


もしもお友だちが「本気で」死のうと思ったら、
それをとどめることは非常に難しいのです。

すぐそばに住んでいたとしても、です。



私たちにできることは、お友だちが「自殺」という
破壊的な解決方法を選ぶ可能性を、
少しでも小さくすること、です。



その方法は、
「私にとって、あなたは大切な存在だ」
 ~~~~~~~~~~
……というメッセージを伝えることです。



メルマガ(とブログ)の記事にも書きましたが、
うつ病の患者さんは、「自分は大切な存在だ」という確信が
かなり大きく揺らいでいます。

ということは、患者さんが求めているのは、
「あなたは私にとって大切な存在だ」というメッセージ。


だから、Yさんがなさっているように、

> 「あなたがいないとさびしい。」
> 「あなたを必要としている。」

という対応は、決して間違っていないどころか、
非常に良い対応です。



もちろん、そう言ったからといって、
自殺を完全に封じ込めることはできません。


だから、非常に冷たい言い方に聞こえるかも知れませんが、
Yさんが一生懸命に関わった結果、
仮にお友だちが自殺を決行してしまったとしても、
それはYさんの責任じゃありません。


もちろん、「お友だちのことなんて、どうでもいい」と
言っているわけではありませんよ。


ただ、あまりにも責任を負いすぎないようにと、
申し上げているのです。



責任を負いすぎると、お友だちのことを、
無理に治そうとしてしまいがち。

そうすると、かえってお友だちは「早く治らなきゃ」と
プレッシャーを感じて、つらくなってしまいますからね。



Yさんにできる精一杯をやれば、結果については、
Yさんに責任はありません。



……と、いうことを踏まえた上で、
  さらにお友だちへの対応法をお話ししますね。




ひとつは、すでに申し上げたとおり、自殺に関するYさんの気持ちを
お友だちに伝えること。


「私は、あなたがいないとさびしい。」
「私は、あなたを必要としている。」
「私は、あなたが生きているだけで嬉しい。」

……というふうに。これはすでにやってらっしゃいますものね。




それから、医師の力を借りるというのも、ひとつの方法です。

というか、自殺をほのめかすような話をするようなら、
医師の力を借りるのは必須です。


自殺願望についての情報を聞いた医師は、
必要に応じて、薬の変更なり、入院治療なりの
対応をしてくれるはずです。



そこで、もしもご家族と連絡が取れるようでしたら、
自殺をほのめかすメールが来るということをお知らせして、
すぐにでも主治医に連絡をしてもらいましょう。


家族が近くにいないとか、連絡が取れないなら、
Yさん自身が付き添って、病院に連れて行くことは可能でしょうか?


電車で1時間かかりますから、「死にたい」メールをもらって
すぐにお友だちの家に行くことはできないでしょう。

だから、時間が取れるときでいいです。ただし、できるだけ早く。



いかがでしょうか。

何かありましたら、いつでも連絡をくださいね。
それでは!


こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

前々回、疑問を投げかけた
「糸こんにゃくとシラタキの違い」ですが……。

糸こんにゃくは、すでに固まったこんにゃくを
ところてんみたいにして、細く切ったもの。

シラタキは、こんにゃくが固める前の液状のものを、
じょうろのようなもので細く湯の中に出して固めたもの
……だそうです。

○○さん、情報提供、ありがとうございます^^




目次


1.イメージ法

2.自分を大切にすると




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1.イメージ法


前回、不登校のお嬢さんに対して、
なかなか優しくできないというAさんのお話しをしましたね?

  ※今回から読み始めた方は、前回の記事をご覧ください。


Aさんは、小さいときに「プラスのストローク」

  ※「あなたは大切だよ」というメッセージが伝わるような
   刺激(言葉かけや態度)のこと)

……を、ほとんどもらってきませんでした。


だから、無意識の中に住んでいる、小さかったときの自分が、
「私はもらっていないのに、娘ばっかりずるい!」と、
思い切りブレーキをかけてたんですね。



さて、自分の心の中に、傷ついたままの子どもの自分がいる
ということに気づいたAさん。

その、子どもの自分に、イメージの中で語りかけました。

もしも、自分が小さいとき、おじいさんに無茶なことを
言われて、泣きじゃくっているその場面に、
今の自分が訪れたら……という設定で。


 「そっかぁ、悲しかったねー。寂しかったねー。
  お父さんもいなくなって、お母さんにも
  あんまり会えなくなって、ホントに寂しかったよね。

  それなのに、おじいちゃんにひどいこと言われて、
  怖かったねー。悔しかったねー。

  Aちゃんは悪くないよ。全然悪くないよ。

  お父さんが死んだのは、Aちゃんのせいじゃないよ。

  お母さんが毎日遅くまで働いているのは、
  Aちゃんが悪い子で、嫌いになったからじゃないよ。

  おじいちゃんが怖いことを言うのは、
  Aちゃんが悪い子だからじゃなくて、
  ただの怒りんぼだからだよ。

  Aちゃんはいい子だよ
  Aちゃんはとってもいい子だよ」


こうやって、イメージの中で、
何度も何度も語りかけました。


そして……


 「私がいつも一緒にいるからねー。

  さみしいときとか、怖いときとか、
  一人で泣かなくていいよ」


と、何度も優しく語りかけながら、
ぎゅーっと抱きしめて、頭をなでてあげました。



2.自分を大切にすると


そういうワーク(イメージ法と言います)をやってから、
Aさんに宿題を出しました。

それは、

「お嬢さんにストロークをあげるって話は、
 しばらく考えなくていいから、今やったみたいなワークを、
 2週間毎日やってください」

……という宿題です。


2週間後、「いかがですか?」とお尋ねすると、
お嬢さんにプラスのストロークをあげようなんて、
全然意識してなかったのに、

気がついたら、朝、ベッドに寝ているお嬢さんを抱きしめて、
「お母さんは、○○ちゃんが大好きだよー」って、
優しく語りかけてたんだそうですよ(^^)



あなたは、うつ病の患者さんと、一生懸命に
関わっていらっしゃるでしょう?

でも、まずあなた自身の心が潤うことが大切です。


ご自分のこと、大切にしていますか?

こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

世の中、GWってことになっているようですね。
どんなお休みを過ごしていらっしゃいますか?





目次


1.できないの? やりたくないの?

2.そんなのずるい!





1.できないの? やりたくないの?


前回、朝、なかなか起きてこないお嬢さんに対して、
ぎゅーっと抱きしめて、頭をなでながら、
「お母さんは、○○ちゃんが大好き」と何度も言う

……という方法を採って、効果があったという方の話を
しましたね?


  ※今回から読み始めた方は、前回の記事、
    「ぎゅ~って抱きしめて」をご覧ください。



こういう「あなたは大切だよ」というメッセージが伝わるような
刺激(言葉かけや態度)のことを、心理学では
プラスのストローク」と言います。


ところが、この「プラスのストローク作戦」、、
すんなり実行に移されたわけではないのです。

「プラスのストローク作戦」を私とそのお母さんと立てた翌週、
「作戦はどうですか?」と尋ねると
「どうもできないんです」という答え。

意地悪カウンセラー(笑)の私は、こうお尋ねしました。
「やれないんですか? それともやりたくないんですか?」


怪訝そうな顔をしているので、
こんな実験をやっていただきました
(私は、実験大好きカウンセラーでもあります)。


「私は○○(娘の名前)に、
 毎日必ず優しい言葉をかけて抱きしめます」。

これを10回言ってもらったのです。

そして、「どうですか?」と尋ねると
「なんか、嘘っぽい」という答え。


次に、
「私は○○に、誰が何と言おうと、絶対に
 優しい言葉なんかかけないし、抱きしめてもやらない!」

これも10回言ってもらいました
(躊躇してましたが「実験なので」とお願いして)。


実際にやってもらうと、「ぴったり来る」という答え。

そうなんです。一方では、「娘に優しくしなきゃ。
スキンシップをしてあげなきゃ」と思っていて、
それは嘘ではないのですが、

その一方で、どこかに「絶対に優しくしてやらない」と
いう思いがあるってことですね。


そこで、その「優しくしてやらない」と思っている
もう一人の自分について、
そのお母さんと話し合うことにしました。



─────────────────────────────
2.そんなのずるい!
─────────────────────────────

このお母さん(Aさんということにしましょう)は、
心の中のもう一人の自分に語りかけました。

「大切な娘なのに、どうして優しくしたくないの?」


すると、フッと心の中から言葉が浮かんできました。

だって、私は優しくなんかされたことがないのに、
 娘ばっかり、ずるい!」




この心の声を聞いたとき、今まで意識していなかった記憶が、
ぶわーっとわき上がってきました。


Aさんは、小さいときにお父さんを亡くしました。

そして、お母さんはAさんを連れて実家に戻り、
Aさんを父親(Aさんにとっては祖父)に預けて、
働きに出たのです。

お母さんは、夜遅くまで仕事をしていましたから、
Aさんは寂しい思いをしたんでしょうね。


そして、おじいさんは、非常に頑固で短気な人でした。

ちょっとでも機嫌を損ねるようなことをすると、
大声で怒鳴り散らし、二言目には、
「俺の言うことが聞けないなら、もう育ててやらない。
 出て行け!」と脅すのです。



つまり、Aさんは、子どもの頃、
プラスのストロークをほとんどもらわないできたのです。


心の中の小さな自分が、
「私は寂しかった。私は怖かった。
 なのに、娘ばっかり優しくされるなんて、ずるい!」と
叫んでいたのです。

そして、娘に優しくしようとするAさんに、
無意識のブレーキをかけていた
のです。



さて、心の中の、傷ついたままいやされていない
小さな自分に気づいたAさんは……。


長くなったので、続きは次回。
お楽しみに!



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