2008年10月

ここでは、2008年10月 に関する情報を紹介しています。
こんにちは。心理カウンセラーの増田泰司です。

この前も書きましたが、この夏は、
メタボ検診対策で、ずっとダイエットをしていました。

そのおかげで、見事に検診はパスしました。


が、体力が落ちたせいか、
先日、何年ぶりかに風邪を引き、風邪薬のご厄介に。


健康になるためにダイエットしたのになあ(^^;



さて、今日は、うつ病と薬についてのお話です。





目次


1.うつ病は神経の病気

2.うつ病の薬




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1.うつ病は神経の病気


うつ病には様々なタイプがありますし、
また原因もいろいろと言われています。

ただ、事実として、患者さんの脳内では、
神経伝達物質の量が、通常よりも少なくなっています。


特に、睡眠や覚醒などの生体リズムや
活力を生み出す「セロトニン」や、
幸福感や平安を生み出す「ノルアドレナリン」という
神経伝達物質が不足しています。


そのために、元気がなくなったり、
食欲・性欲などの自然な欲求が減退したり、
睡眠がおかしくなったりするのです。


ですから、「うつ病は、心の病気というよりも、
神経の病気だ」と言う人もいます。


十分な休養の他に、通院治療(投薬)が勧められるのは、
このためです。



うつ病をたとえて言うと、車にガソリンが入っていなくて、
セルモーターだけでのろのろと進んでいるような状態です。

気の持ちようとか、気合いとかで
何とかなるわけではありません。

……未だにそんな誤解をしている人がいますけれど。



ですから、動けないこと、元気がないこと、
寝てばかりいること、考えがまとまらないこと、
死ぬことばかり考えることなどを責めないであげてください。


本人が一番、そんな自分にがっかりしているんです。


以前もご紹介した無料冊子に書かせていただいたように、
http://psycomu.com/depfamily/freebook/
そのつらい気持ちを直さないで聴いて差し上げてください。


それが、患者さんにとっては、
大きな慰め、励ましになります。



2.うつ病の薬


さて、病院に行って、うつ病であると診断されると、
たいていの場合、薬を処方されます。


まずは抗うつ剤ですが、これは、先ほど申し上げた、
神経伝達物質の量を調整することで、
うつ状態を緩和してくれます。

ただ、効き始めるまでに、2~3週間ほどかかりますから、
患者さんが勝手にやめてしまわないよう、
飲み続けるよう励ましてあげてください。


最近の抗うつ剤は副作用が少なくなりましたが、
皆無ではありません。

副作用にビックリして、家族が薬を飲むのをやめさせるという
ケースもあるようです。

そういうことのないように、家族も一緒に病院に行き、
処方される薬の効果と副作用について
医師から説明を受けるといいでしょう。

ちなみに、こういう説明を面倒がる医師は、
あまり信頼できない医師だと、私は思います。

特にうつ病の治療は、患者さんと医師との信頼関係が大事なので、
何回か通ってみて、どうもこの医者は……と、
患者さんも家族も感じる場合には、
転院を考えみてもいいでしょう。



睡眠が不調の場合には、睡眠薬が処方されます。


不安感が強い場合には、精神安定剤(抗不安薬)
処方されることがあります。


躁状態(うつとは逆に、ハイになりすぎる)が見られるときには、
抗躁剤が処方されますが、この抗躁剤は、
うつ病の再発予防薬としても使われます。

また、被害妄想など、妄想が見られるときには、
統合失調症の治療にも用いられる、抗精神病薬が処方されることも。


ですから、もらってきた薬を調べてみて、
抗躁剤や抗精神病薬だったからといって、
躁病や統合失調症だというわけではありませんので、
驚かないでくださいね。



これらの薬は、勝手に量を調整すると、
かえってうつ状態がひどくなったり、
眠れなくなったりする場合があります。

必ず決められた量を、決められたペースで飲むように
患者さんを励ましてあげましょう。


副作用などがひどいときにも、
勝手にやめたりしないで、まずは医師に相談を。



うつ病の患者さんの中には、まったく薬を飲まなかったり、
逆に大量に飲んでしまったりする人もいます。

そういう場合には、家族が薬を管理しなければなりません。