2010年01月

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先日、このブログの読者の方に、患者さんが「もう元気になったのに、どうして病院に行ったり、薬を飲んだりしなければならないのか」と嫌がって困るという相談をいただきました。

この方はそうではありませんでしたが、もしかしたら、家族の中にも「もう元気になったのに、いつまで治療が続くんだろうか」と心配していらっしゃる方がおいでかもしれません。

今日は、その理由をお話ししましょう。


うつ病の再発


うつ病というのは、実はものすごく再発率が高い病気です。データによって上下しますが、約6割の人が再発すると言われています。

特に、再発する人の約半数は、治療をやめてから1年以内に再発しています。

再発の原因


再発の原因はいくつも考えられますが、おそらく最大の理由は、抗うつ剤が効いていて調子が良くなっているのに、つまりまだ本当には治っていないのに、完治したと誤解して、勝手に通院・投薬をやめてしまう人が多いせいです。

再発防止


うつ病は再発率が高いことが知られているので、お医者さんは、患者さんの症状が表面的に良くなっても、半年程度、場合によっては1年は、通院と服薬を続けてもらいながら様子を見るのが一般的です。

そして、それを中断しないで続けた人の再発率は、かなり下がります。

ですが、実際には、医師の指示通りに再発防止に努めないで、勝手に通院・服薬をやめてしまう人が多いようです。残念なことですね。

ですから、周りの家族が、以上の客観的な事実を伝えて、お医者さんが「これにて終了」と言うまで、つらいけれども治療を続けていこうねと励ましてあげて下さい。


励ます前に


ただし、事実を伝えたり、励ましたりする前に、「どうして元気になったのに?」という患者さんの疑問や、「もういい加減に、治療は終わりにしたい」という患者さんの気持ちは、しっかりと聴いてあげて下さい。

そして、「もう、こんな治療は嫌だよね」「早く終わりにしたいよね」と、その気持ちを汲み取って、共感してあげて下さいね。




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