こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
ずっと寒い天気が続いていましたが、このところ暖かですね。
気温のアップダウンで、風邪なんかひいていませんか?
1.これから死ぬというメールをもらったら
2.私からのお返事
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、メルマガやブログ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
こんな質問メールをいただきました。
自殺をほのめかすようなメールをもらうと、
本当にびっくりしますし、心配でたまらなくなりますね。
この方(Yさんというふうにお呼びします)に、
さっそくメールでお返事を差し上げました。
まずYさんにお話ししたいことは……
これはおそらく、Yさんにはすぐには
受け入れがたい話かも知れませんが
……自殺を「完全に」防ぐ方法はない、ということです。
もしもお友だちが「本気で」死のうと思ったら、
それをとどめることは非常に難しいのです。
すぐそばに住んでいたとしても、です。
私たちにできることは、お友だちが「自殺」という
破壊的な解決方法を選ぶ可能性を、
少しでも小さくすること、です。
その方法は、
「私にとって、あなたは大切な存在だ」
~~~~~~~~~~
……というメッセージを伝えることです。
メルマガ(とブログ)の記事にも書きましたが、
うつ病の患者さんは、「自分は大切な存在だ」という確信が
かなり大きく揺らいでいます。
ということは、患者さんが求めているのは、
「あなたは私にとって大切な存在だ」というメッセージ。
だから、Yさんがなさっているように、
> 「あなたがいないとさびしい。」
> 「あなたを必要としている。」
という対応は、決して間違っていないどころか、
非常に良い対応です。
もちろん、そう言ったからといって、
自殺を完全に封じ込めることはできません。
だから、非常に冷たい言い方に聞こえるかも知れませんが、
Yさんが一生懸命に関わった結果、
仮にお友だちが自殺を決行してしまったとしても、
それはYさんの責任じゃありません。
もちろん、「お友だちのことなんて、どうでもいい」と
言っているわけではありませんよ。
ただ、あまりにも責任を負いすぎないようにと、
申し上げているのです。
責任を負いすぎると、お友だちのことを、
無理に治そうとしてしまいがち。
そうすると、かえってお友だちは「早く治らなきゃ」と
プレッシャーを感じて、つらくなってしまいますからね。
Yさんにできる精一杯をやれば、結果については、
Yさんに責任はありません。
……と、いうことを踏まえた上で、
さらにお友だちへの対応法をお話ししますね。
ひとつは、すでに申し上げたとおり、自殺に関するYさんの気持ちを
お友だちに伝えること。
「私は、あなたがいないとさびしい。」
「私は、あなたを必要としている。」
「私は、あなたが生きているだけで嬉しい。」
……というふうに。これはすでにやってらっしゃいますものね。
それから、医師の力を借りるというのも、ひとつの方法です。
というか、自殺をほのめかすような話をするようなら、
医師の力を借りるのは必須です。
自殺願望についての情報を聞いた医師は、
必要に応じて、薬の変更なり、入院治療なりの
対応をしてくれるはずです。
そこで、もしもご家族と連絡が取れるようでしたら、
自殺をほのめかすメールが来るということをお知らせして、
すぐにでも主治医に連絡をしてもらいましょう。
家族が近くにいないとか、連絡が取れないなら、
Yさん自身が付き添って、病院に連れて行くことは可能でしょうか?
電車で1時間かかりますから、「死にたい」メールをもらって
すぐにお友だちの家に行くことはできないでしょう。
だから、時間が取れるときでいいです。ただし、できるだけ早く。
いかがでしょうか。
何かありましたら、いつでも連絡をくださいね。
それでは!
ずっと寒い天気が続いていましたが、このところ暖かですね。
気温のアップダウンで、風邪なんかひいていませんか?
目次
1.これから死ぬというメールをもらったら
2.私からのお返事
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、メルマガやブログ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
1.これから死ぬというメールをもらったら
こんな質問メールをいただきました。
はじめまして。突然のメールで失礼します。
友人がうつ病なのですが、突然「これから死のうと思う」
というようなメールが来ます。
「さようなら」とだけ書かれたメールの時もあります。
その後、死ねなかったと死ねない自分に
さらに落ち込むようです。
「あなたがいないとさびしい。」
「あなたを必要としている。」
というような返信をするのですが、
「誰も助けてくれない。逃げ場がない。」
「生きている意味がない」
等の返信があり、自分の返信で
さらに悪化しているのではないかと心配です。
自殺をほのめかす様なメールを受けたときの対処法を
教えていただけないでしょうか。
(私と友人宅は電車で1時間半ほどかかる距離なので
すぐには駆けつけられません…)
自殺をほのめかすようなメールをもらうと、
本当にびっくりしますし、心配でたまらなくなりますね。
この方(Yさんというふうにお呼びします)に、
さっそくメールでお返事を差し上げました。
2.私からのお返事
まずYさんにお話ししたいことは……
これはおそらく、Yさんにはすぐには
受け入れがたい話かも知れませんが
……自殺を「完全に」防ぐ方法はない、ということです。
もしもお友だちが「本気で」死のうと思ったら、
それをとどめることは非常に難しいのです。
すぐそばに住んでいたとしても、です。
私たちにできることは、お友だちが「自殺」という
破壊的な解決方法を選ぶ可能性を、
少しでも小さくすること、です。
その方法は、
「私にとって、あなたは大切な存在だ」
~~~~~~~~~~
……というメッセージを伝えることです。
メルマガ(とブログ)の記事にも書きましたが、
うつ病の患者さんは、「自分は大切な存在だ」という確信が
かなり大きく揺らいでいます。
ということは、患者さんが求めているのは、
「あなたは私にとって大切な存在だ」というメッセージ。
だから、Yさんがなさっているように、
> 「あなたがいないとさびしい。」
> 「あなたを必要としている。」
という対応は、決して間違っていないどころか、
非常に良い対応です。
もちろん、そう言ったからといって、
自殺を完全に封じ込めることはできません。
だから、非常に冷たい言い方に聞こえるかも知れませんが、
Yさんが一生懸命に関わった結果、
仮にお友だちが自殺を決行してしまったとしても、
それはYさんの責任じゃありません。
もちろん、「お友だちのことなんて、どうでもいい」と
言っているわけではありませんよ。
ただ、あまりにも責任を負いすぎないようにと、
申し上げているのです。
責任を負いすぎると、お友だちのことを、
無理に治そうとしてしまいがち。
そうすると、かえってお友だちは「早く治らなきゃ」と
プレッシャーを感じて、つらくなってしまいますからね。
Yさんにできる精一杯をやれば、結果については、
Yさんに責任はありません。
……と、いうことを踏まえた上で、
さらにお友だちへの対応法をお話ししますね。
ひとつは、すでに申し上げたとおり、自殺に関するYさんの気持ちを
お友だちに伝えること。
「私は、あなたがいないとさびしい。」
「私は、あなたを必要としている。」
「私は、あなたが生きているだけで嬉しい。」
……というふうに。これはすでにやってらっしゃいますものね。
それから、医師の力を借りるというのも、ひとつの方法です。
というか、自殺をほのめかすような話をするようなら、
医師の力を借りるのは必須です。
自殺願望についての情報を聞いた医師は、
必要に応じて、薬の変更なり、入院治療なりの
対応をしてくれるはずです。
そこで、もしもご家族と連絡が取れるようでしたら、
自殺をほのめかすメールが来るということをお知らせして、
すぐにでも主治医に連絡をしてもらいましょう。
家族が近くにいないとか、連絡が取れないなら、
Yさん自身が付き添って、病院に連れて行くことは可能でしょうか?
電車で1時間かかりますから、「死にたい」メールをもらって
すぐにお友だちの家に行くことはできないでしょう。
だから、時間が取れるときでいいです。ただし、できるだけ早く。
いかがでしょうか。
何かありましたら、いつでも連絡をくださいね。
それでは!
この記事へのコメント
ちょっと衝撃的な事例紹介を。
この2月に後輩が、こともあろうに休憩時間中 職場でODしたんですわ。
同室にいた私が早期発見・対処して命に別状はなかったのですが、職場ではちょっとした騒動でした。目の前で運ばれ、胃洗浄され病室に搬送される姿は 痛々しく弱々しく、遠方から向かっている親御さんが来る晩まで部屋で同僚と交代で見守りしていたなぁ。
後輩は入職してまだ間がなく、仕事に対する不安はあったのは聞いていたし、知っていたのですがね。
その後後輩は 1泊入院のち退院、上司に『療養した方がよい』と即退職を勧められ、『まだここで働きたい』などと希望しながら、親御さんの説得もあり残念ながら退職していきました。現在も自宅療養中です。
これを読んでいて ほんこの間ではありますが、その当時の『患者より真横の患者を見守る事の大変さ』を思い出しました(T T)勉強させてもらいました‥
この2月に後輩が、こともあろうに休憩時間中 職場でODしたんですわ。
同室にいた私が早期発見・対処して命に別状はなかったのですが、職場ではちょっとした騒動でした。目の前で運ばれ、胃洗浄され病室に搬送される姿は 痛々しく弱々しく、遠方から向かっている親御さんが来る晩まで部屋で同僚と交代で見守りしていたなぁ。
後輩は入職してまだ間がなく、仕事に対する不安はあったのは聞いていたし、知っていたのですがね。
その後後輩は 1泊入院のち退院、上司に『療養した方がよい』と即退職を勧められ、『まだここで働きたい』などと希望しながら、親御さんの説得もあり残念ながら退職していきました。現在も自宅療養中です。
これを読んでいて ほんこの間ではありますが、その当時の『患者より真横の患者を見守る事の大変さ』を思い出しました(T T)勉強させてもらいました‥
2008/05/19(月) 18:00 | URL | ひめだるま #-[ 編集]
ひめだるまさん。
> 患者より真横の患者を見守る事の大変さ
うーん。いろんな想いのこめられた言葉ですね。ホントにそうだなぁ。
笑顔同封 たいぢ
> 患者より真横の患者を見守る事の大変さ
うーん。いろんな想いのこめられた言葉ですね。ホントにそうだなぁ。
笑顔同封 たいぢ

