こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
毎日暑いですね。
この前、家内が炎天下で車を洗おうとしました。
そして、水をかけた途端、ぴきぴきぴき……と、
何とフロントガラスにヒビが!
急激に冷したのが原因なんでしょうね(T_T)
皆さんは、お気をつけください。
1.こんな実践報告をいただきました。
2.気持ちを分かってもらいたい
3.こころのビタミン
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
気になるお友だちにも、このブログやメルマガをご紹介ください。
このブログでは、
うつ病の患者さんへの対応の、心構えや方法をお伝えしています。
相談いただいたり、私がその時感じたりしたことを
書いていますから、タイムリーな話題をお届けできると思います。
しかし、反面、全体のまとまりとしては、
つかみにくいという欠点がありますね。
なので、うつ病の患者さんへの対応法や、
ぜひ知っておいて欲しいうつ病に関する知識を、
マニュアルの形にまとめたものを作らせていただきました。
で、それを密かに(?)配布しておりますが、
そのマニュアルを読んで実践していらっしゃる方から、
こんな実践報告をいただきました。
うつ病の患者さんに限ったことではありませんが、
人が弱音を吐いたり、相談を持ちかけたりするのはなぜか……。
それは、「治して欲しい、教えて欲しい」からではありません。
……と言うと、ちょっと言い過ぎですね。
確かに、治して欲しいし、どうしたら解決するか教えて欲しい、
それは嘘ではありません。
でも、それは「第二の動機」なんです。
「第一の動機」があります。
それは「この気持ち、分かって!」ってことです。
今、この状況で、自分がどんなにつらいか。苦しいか。
悲しいか。さびしいか。不安か。怖いか。切ないか。
がっかりしているか……。
それを分かって欲しい。
そう、あなたに。
特に、うつ病の患者さんは、
心の中が否定的な気持ちでいっぱいです。
とてもそれを一人で抱えているのはつらい。
だから、あなたの前に吐き出したいのです。
ですから、患者さんの話を聞くときには、
病気を治そうとか、問題を解決しようとかしないで、
まずは「どんな気持ちかな」ということに注意して、
じっくりと話を聴いてみてください。
もちろん、今まで、問題解決的な関わりをして、
うまくいっているなら、それを続けてくださいね。
でも、もしも今までのやり方でうまくいかないなら、
ここはだまされたと思って、問題解決的な関わりを
一時封印しましょう。
そして、先ほど紹介した方のように、
たとえ納得できないような荒唐無稽の話でも、
じっくりと聴いて差し上げましょう。
そして、気持ちを聴き取ってあげましょう。
すると、分かってきます。
どうして、患者さんがそういうことを言うのか。
どうして、患者さんがそういうことをするのか。
そうしたら、言って差し上げましょう。
「そう感じるのは当然だよ」
「そうしたくなるのは当然だよ」
もちろん、患者さんが「死にたい」と言ったとして、
死ぬことを認めるということじゃないんですよ。
「死んで欲しくない」と言ってもかまわないし、言うべきです。
でもその前に、じっくり話を聴いて、
「死にたいと思うほどつらい気持ち」を
分かって差し上げて欲しいのです。
そして「それは、死にたいって思うのは当然だよ」と、
共感して差し上げて欲しいのです。
その上で、あなたの気持ち、
「でも、私はあなたに生きていて欲しい。大切だもの」を
伝えて欲しいのです。
「治そうとするな、分かろうとせよ」(国分康孝)
カウンセラーなら、誰でも知っているこのモットー、
ぜひあなたも憶えておいてくださいね。
あ、さっき紹介したマニュアルですが、ここで配布してます。
→ http://psycomu.com/c/depfamily.htm
毎日暑いですね。
この前、家内が炎天下で車を洗おうとしました。
そして、水をかけた途端、ぴきぴきぴき……と、
何とフロントガラスにヒビが!
急激に冷したのが原因なんでしょうね(T_T)
皆さんは、お気をつけください。
目次
1.こんな実践報告をいただきました。
2.気持ちを分かってもらいたい
3.こころのビタミン
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感想や質問は、このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
気になるお友だちにも、このブログやメルマガをご紹介ください。
1.こんな実践報告をいただきました
このブログでは、
うつ病の患者さんへの対応の、心構えや方法をお伝えしています。
相談いただいたり、私がその時感じたりしたことを
書いていますから、タイムリーな話題をお届けできると思います。
しかし、反面、全体のまとまりとしては、
つかみにくいという欠点がありますね。
なので、うつ病の患者さんへの対応法や、
ぜひ知っておいて欲しいうつ病に関する知識を、
マニュアルの形にまとめたものを作らせていただきました。
で、それを密かに(?)配布しておりますが、
そのマニュアルを読んで実践していらっしゃる方から、
こんな実践報告をいただきました。
娘は、希死念慮(注:死にたいという思い)が強く、
親への反発と甘えが強くみられた。
甘やかしてはいけないと思い、
どちらかといえば厳しい態度をとっていたが、
どのように接して良いのか自信がもてなかった。
が、マニュアルを読んで、話を聴くことに徹した
(きかれるまでこちらの意見は言わない)。
言いたいことをしっかり聴くことで
強い不安感が薄れてきたように感じる。
感情の爆発は間隔が空き、強さも薄れてきている。
話の内容には理解し難い事柄もあり
同意できないことも含まれるが、
それが今の娘の生の感情であり、
それを理解しようとしている。
結果を焦らず症状の好転を待てば
自分自身の考えで自分の人生を苦しまずに
生きていけるようになると信じられるようになった。
2.気持ちを分かってもらいたい
うつ病の患者さんに限ったことではありませんが、
人が弱音を吐いたり、相談を持ちかけたりするのはなぜか……。
それは、「治して欲しい、教えて欲しい」からではありません。
……と言うと、ちょっと言い過ぎですね。
確かに、治して欲しいし、どうしたら解決するか教えて欲しい、
それは嘘ではありません。
でも、それは「第二の動機」なんです。
「第一の動機」があります。
それは「この気持ち、分かって!」ってことです。
今、この状況で、自分がどんなにつらいか。苦しいか。
悲しいか。さびしいか。不安か。怖いか。切ないか。
がっかりしているか……。
それを分かって欲しい。
そう、あなたに。
特に、うつ病の患者さんは、
心の中が否定的な気持ちでいっぱいです。
とてもそれを一人で抱えているのはつらい。
だから、あなたの前に吐き出したいのです。
ですから、患者さんの話を聞くときには、
病気を治そうとか、問題を解決しようとかしないで、
まずは「どんな気持ちかな」ということに注意して、
じっくりと話を聴いてみてください。
もちろん、今まで、問題解決的な関わりをして、
うまくいっているなら、それを続けてくださいね。
でも、もしも今までのやり方でうまくいかないなら、
ここはだまされたと思って、問題解決的な関わりを
一時封印しましょう。
そして、先ほど紹介した方のように、
たとえ納得できないような荒唐無稽の話でも、
じっくりと聴いて差し上げましょう。
そして、気持ちを聴き取ってあげましょう。
すると、分かってきます。
どうして、患者さんがそういうことを言うのか。
どうして、患者さんがそういうことをするのか。
そうしたら、言って差し上げましょう。
「そう感じるのは当然だよ」
「そうしたくなるのは当然だよ」
もちろん、患者さんが「死にたい」と言ったとして、
死ぬことを認めるということじゃないんですよ。
「死んで欲しくない」と言ってもかまわないし、言うべきです。
でもその前に、じっくり話を聴いて、
「死にたいと思うほどつらい気持ち」を
分かって差し上げて欲しいのです。
そして「それは、死にたいって思うのは当然だよ」と、
共感して差し上げて欲しいのです。
その上で、あなたの気持ち、
「でも、私はあなたに生きていて欲しい。大切だもの」を
伝えて欲しいのです。
「治そうとするな、分かろうとせよ」(国分康孝)
カウンセラーなら、誰でも知っているこのモットー、
ぜひあなたも憶えておいてくださいね。
あ、さっき紹介したマニュアルですが、ここで配布してます。
→ http://psycomu.com/c/depfamily.htm
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
うちの近くに、個人でバラを作っている方がいます。
そして、この時期には、庭を無料で一般開放。
敷地も結構広く、ちょっとしたバラ園です。
家族で行って来ましたが、いい香りが庭中に漂っていました。
ホントに綺麗です。
バラは、虫や病気に弱いし、
肥料もいいのを使わないといけないし、
なかなか育てるのは大変だとか。
だからこそ、もらうとうれしいですよね。
え? 花より団子ですって?
1.2つのポイントをストレートに伝えよう
2.お願いしよう
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、このメルマガとブログ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
前々回、患者さんの言動を改めて欲しい場合、
まずは3つのポイントを自分で整理しようという話をしました。
その3つのポイントとは、
(1) 患者さんの言動によってどんな気持ちになった?
(2) それはどうして?
(3) 患者さんにどうしてもらったらうれしい?
……でしたね。
※もちろん、その時にも言いましたが、
患者さんの調子がものすごく悪くて、
言動を改めることが無理だという場合には、
要求するのは控えた方がいいでしょうが。
この3つのポイントは、最初は紙の上に書いてみてください。
慣れないうちは、頭の中だけで考えようとしても、
なかなか整理がつかないものです。
特に、怒りやイライラを感じているときはなおさらです。
紙とペンは、心の整理には必須アイテム。
自分で紙の上に書いていく
自己カウンセリング手法があるくらいです。
3つのポイントが整理できたら、
まず(1)と(2)を、できるだけストレートに患者さんに伝えます。
※(1)と(2)の順番は逆でもいいです。
例えば、
「自分なんかいらない人間なんだ。もう死ぬと何度も繰り返す」
……というケース。
↓
(1) そう言われると、不安で悲しい気持ちになる。
(2) それは、この人を心から愛していて、失いたくないのに、
それが分かってもらえていないと感じるし、
本当にいなくなったらどうしようと思うから。
(3) 決して、自殺なんかしないで欲しい。
↓
「私はあなたのことが大好きだし、大切に思っているの。
だから、死んで欲しくないし、
いらないなんて思ったことがない。
それなのに、『自分なんかいらない人間だ。死にたい』
なんて聞くと、病気のせいだとは分かっていても、
悲しくて不安でたまらなくなる。
それは、私はこんなに大切に思っているのに、
その気持ちが伝わってないんじゃないかって思うから。
そして、大好きなあなたが本当にいなくなったら
どうしようって思うから」
ここまでOKですか?
これも最初のうちは、セリフを紙の上に書いた方がいいです。
で、ここまでできたら、
あとは(3)のポイントで考えたこと、
つまり、相手にして欲しいこと、やめて欲しいことを伝えます。
そのやり方なんですが、「お願い」をしてください。
人の動かし方には、「お願いする」(頼む)以外にも
いろいろあります。
・命じる(権威を使う)
・脅す(恐怖心、不安を使う)
・嫌みを言う(羞恥心を使う)
・泣き落とす(あわれみ、または罪責感を使う)
・欲で釣る
・教える(何をすべきか言う)
これらは、うまくいくこともあるんですが、
実際にはあまり成功率が高くありません。
それは「強制されている」と感じるからです。
人は強制されると反発したくなります。
特に、うつ病の患者さんは、神経過敏になっていますので、
何かを強制されると、非常にストレスを感じます。
そうなると、当然症状を悪化させることになります。
かといって、こちらが我慢ばかりしていたのでは、
いつかどこかで爆発することになったり、
こちらのストレスがたまって、
心を病んだりするかも知れませんね。
なので、何をして欲しいか、何をやめて欲しいかは、
患者さんにできそうだったら伝えて良いのです。
そして、一番強制力の弱いやり方が、「お願い」です。
「〜してください」
「〜しないでください」
と頭を下げるということですね。
さっきの例でいくと、
「だから、決して自殺なんかしないと約束してちょうだい」
誰のため? そう「私のために」です。
あなたがあなた自身のために行動できるようになれば、
あなたに余裕が生まれ、それは結果として、
患者さんをも助けることができるようになります。
あなた自身のために、そして間接的に患者さんのために、
さあ、さっそく紙とペンを用意して、
3つのポイントを書き出しましょう。
うちの近くに、個人でバラを作っている方がいます。
そして、この時期には、庭を無料で一般開放。
敷地も結構広く、ちょっとしたバラ園です。
家族で行って来ましたが、いい香りが庭中に漂っていました。
ホントに綺麗です。
バラは、虫や病気に弱いし、
肥料もいいのを使わないといけないし、
なかなか育てるのは大変だとか。
だからこそ、もらうとうれしいですよね。
え? 花より団子ですって?
目次
1.2つのポイントをストレートに伝えよう
2.お願いしよう
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、このメルマガとブログ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
1.2つのポイントをストレートに伝えよう
前々回、患者さんの言動を改めて欲しい場合、
まずは3つのポイントを自分で整理しようという話をしました。
その3つのポイントとは、
(1) 患者さんの言動によってどんな気持ちになった?
(2) それはどうして?
(3) 患者さんにどうしてもらったらうれしい?
……でしたね。
※もちろん、その時にも言いましたが、
患者さんの調子がものすごく悪くて、
言動を改めることが無理だという場合には、
要求するのは控えた方がいいでしょうが。
この3つのポイントは、最初は紙の上に書いてみてください。
慣れないうちは、頭の中だけで考えようとしても、
なかなか整理がつかないものです。
特に、怒りやイライラを感じているときはなおさらです。
紙とペンは、心の整理には必須アイテム。
自分で紙の上に書いていく
自己カウンセリング手法があるくらいです。
3つのポイントが整理できたら、
まず(1)と(2)を、できるだけストレートに患者さんに伝えます。
※(1)と(2)の順番は逆でもいいです。
例えば、
「自分なんかいらない人間なんだ。もう死ぬと何度も繰り返す」
……というケース。
↓
(1) そう言われると、不安で悲しい気持ちになる。
(2) それは、この人を心から愛していて、失いたくないのに、
それが分かってもらえていないと感じるし、
本当にいなくなったらどうしようと思うから。
(3) 決して、自殺なんかしないで欲しい。
↓
「私はあなたのことが大好きだし、大切に思っているの。
だから、死んで欲しくないし、
いらないなんて思ったことがない。
それなのに、『自分なんかいらない人間だ。死にたい』
なんて聞くと、病気のせいだとは分かっていても、
悲しくて不安でたまらなくなる。
それは、私はこんなに大切に思っているのに、
その気持ちが伝わってないんじゃないかって思うから。
そして、大好きなあなたが本当にいなくなったら
どうしようって思うから」
2.お願いしよう
ここまでOKですか?
これも最初のうちは、セリフを紙の上に書いた方がいいです。
で、ここまでできたら、
あとは(3)のポイントで考えたこと、
つまり、相手にして欲しいこと、やめて欲しいことを伝えます。
そのやり方なんですが、「お願い」をしてください。
人の動かし方には、「お願いする」(頼む)以外にも
いろいろあります。
・命じる(権威を使う)
・脅す(恐怖心、不安を使う)
・嫌みを言う(羞恥心を使う)
・泣き落とす(あわれみ、または罪責感を使う)
・欲で釣る
・教える(何をすべきか言う)
これらは、うまくいくこともあるんですが、
実際にはあまり成功率が高くありません。
それは「強制されている」と感じるからです。
人は強制されると反発したくなります。
特に、うつ病の患者さんは、神経過敏になっていますので、
何かを強制されると、非常にストレスを感じます。
そうなると、当然症状を悪化させることになります。
かといって、こちらが我慢ばかりしていたのでは、
いつかどこかで爆発することになったり、
こちらのストレスがたまって、
心を病んだりするかも知れませんね。
なので、何をして欲しいか、何をやめて欲しいかは、
患者さんにできそうだったら伝えて良いのです。
そして、一番強制力の弱いやり方が、「お願い」です。
「〜してください」
「〜しないでください」
と頭を下げるということですね。
さっきの例でいくと、
「だから、決して自殺なんかしないと約束してちょうだい」
誰のため? そう「私のために」です。
あなたがあなた自身のために行動できるようになれば、
あなたに余裕が生まれ、それは結果として、
患者さんをも助けることができるようになります。
あなた自身のために、そして間接的に患者さんのために、
さあ、さっそく紙とペンを用意して、
3つのポイントを書き出しましょう。
前回の、「困った行動への対処法」という記事に対して、うつ病の患者さんからこんなコメントをいただきました。
勇気を出して書き込んでくださって、ありがとうございます。
コメント主ご本人は、たぶんもう読んでくださらないだろうなと思いつつも、他にもこう感じている患者さんがいらっしゃるはずなので、こうしてお返事しています。
ご指摘、まったくその通りです。
あのような記事を読まれたら、「自分が、家族や友だちを苦しめている」と、ついつい感じてしまいますよね。
具合を悪くしてしまって、本当に申し訳ない。
でも、「自分なんかいない方が楽」というのは、間違った考えです。
うつ病のせいで、なかなかそうは思えないかも知れませんが、絶対に間違いです。
家族や友人たちは、あなたがいなくなれば、よけいに苦しみます。なぜなら、みんな、あなたを愛しているから。大切に思っているから。
あなたを愛するあまり、家族や友人たちは苦しい思いをします。大切に思っていなければ、困ったりしません。
迷惑だなんてとんでもない。迷惑だったら、初めから切って捨てています。
あなたが大切だから、助けたい。でも、助け方が分からないから苦しいんです。
苦しいのはあなたのせいではありません。もちろん、家族や友人のせいでもありません。ただ、方法が分からないせいです。
だから、私はこういうブログを立ち上げたわけですが……。
こういう、患者さんへの対応を公開するブログを立ち上げるのには、最初躊躇もしました。周りの家族や友人たちの気持ちを書き込んだり、対応の手の内を明かしたりすることで、ご指摘のような感想を持つ患者さんがいらっしゃるだろうなと思ったのです。
でも、考えたあげく、公開することにしました。
患者さんもサポートを必要としていますが、患者さんたちのことを心から愛していて、どう対応したらいいかを知りたいと強く願っている、それらの方々もサポートを必要としているからです。
そして、周りの家族や友人の皆さんが、今よりもほんのちょっとでも気持ちが楽になれば、間接的に患者さんのためになるだろうと思ったのです。
今もそれで本当にいいのかと悩み続けていますが……。
うつ病のときは、ついつい自分を責めるような考え方になってしまうのは理解できます。ですから、このブログの記事によって、「自分は周りに迷惑をかけていて申し訳ない」という思いを強くさせてしまったことについては、私こそ申し訳なく思います。
でも、正直にご自分の気持ちを聴かせてくださって、ありがとうございます。おかげで、このブログは、患者さんも読んでいらっしゃるから、テーマや表現など、さらにさらに配慮しなければということを、再確認できました。
「困らせてる側です」
自分は今うつ病です。
お話はよくわかりましたが、そこまで周りの人に氣を使わせてると思うと、
逆に滅入ってしまいます。
俺がいないほうが楽なんじゃないかと思ってしまいますね。
このブログはうつ病の家族や友人向けのようですが、
ウツの本人が見たら逆効果になると思います。
勇気を出して書き込んでくださって、ありがとうございます。
コメント主ご本人は、たぶんもう読んでくださらないだろうなと思いつつも、他にもこう感じている患者さんがいらっしゃるはずなので、こうしてお返事しています。
ご指摘、まったくその通りです。
あのような記事を読まれたら、「自分が、家族や友だちを苦しめている」と、ついつい感じてしまいますよね。
具合を悪くしてしまって、本当に申し訳ない。
でも、「自分なんかいない方が楽」というのは、間違った考えです。
うつ病のせいで、なかなかそうは思えないかも知れませんが、絶対に間違いです。
家族や友人たちは、あなたがいなくなれば、よけいに苦しみます。なぜなら、みんな、あなたを愛しているから。大切に思っているから。
あなたを愛するあまり、家族や友人たちは苦しい思いをします。大切に思っていなければ、困ったりしません。
迷惑だなんてとんでもない。迷惑だったら、初めから切って捨てています。
あなたが大切だから、助けたい。でも、助け方が分からないから苦しいんです。
苦しいのはあなたのせいではありません。もちろん、家族や友人のせいでもありません。ただ、方法が分からないせいです。
だから、私はこういうブログを立ち上げたわけですが……。
こういう、患者さんへの対応を公開するブログを立ち上げるのには、最初躊躇もしました。周りの家族や友人たちの気持ちを書き込んだり、対応の手の内を明かしたりすることで、ご指摘のような感想を持つ患者さんがいらっしゃるだろうなと思ったのです。
でも、考えたあげく、公開することにしました。
患者さんもサポートを必要としていますが、患者さんたちのことを心から愛していて、どう対応したらいいかを知りたいと強く願っている、それらの方々もサポートを必要としているからです。
そして、周りの家族や友人の皆さんが、今よりもほんのちょっとでも気持ちが楽になれば、間接的に患者さんのためになるだろうと思ったのです。
今もそれで本当にいいのかと悩み続けていますが……。
うつ病のときは、ついつい自分を責めるような考え方になってしまうのは理解できます。ですから、このブログの記事によって、「自分は周りに迷惑をかけていて申し訳ない」という思いを強くさせてしまったことについては、私こそ申し訳なく思います。
でも、正直にご自分の気持ちを聴かせてくださって、ありがとうございます。おかげで、このブログは、患者さんも読んでいらっしゃるから、テーマや表現など、さらにさらに配慮しなければということを、再確認できました。
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
今日は夏至ですね。
一年で一番昼間が長い日です。
土曜日ですが、どんな一日を過ごされる予定ですか?
患者さんに関わるパワーを手に入れるためにも、
努めて息抜きの時間を取ってくださいね。
さて、今日は、前回の予告通り……。
1.患者さんの困った行動
2.3つのポイントを整理
【感想や質問はこちらまで】
→ hermes@psycomu.com(私直通です)
感想や質問は、このメルマガ・ブログ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
このメールマガジンヤブログを
気になるお友だちにもご紹介ください。
前回の予告で、
「患者さんの困った行動に一言言いたいときの伝え方」と
書きました。
すると、「期待してます」というメールが何通書きました。
皆さん、いろいろ困っていらっしゃるようです。
例えば、
・もう死ぬと何度も繰り返す。
場合によっては、本当に実行しようとする。
・夜遅くまで、くどくどとつらい気持ちを聴かされる。
・薬を飲もうとしない。病院に行ってくれない。
・仕事に行かないで寝てばかり。
・イライラして当たり散らす。
・メールしても返事をくれない。
などなど。あなたにも思い当たることはありませんか?
ただ、これらの中には、
患者さんの努力では変えることができないものもあります。
例えば、仕事に行かないとか、メールの返事をくれないなど、
うつ状態がひどくて、そうしたいという意欲もわかないし、
たとえそうしたいと思っても、体が動かないという場合です。
このあたりの判断が付かない場合には、
主治医や担当カウンセラーに問い合わせれば、
教えてくれます。たぶん。
※中には、「何様」系の困った医者もいるので、
絶対というわけではないのですが……あわわ(^m^;;
能力的にまだできないということを、無理に要求すると、
患者さんの症状を悪化させてしまいます。
なので、その場合には、
しばらく症状が軽くなるまで待つしかありません。
※でも、そのような場合でも、
このあとお話しする心の整理はやってみましょう。
で、能力的にはできそうな場合はどうするか……。
その場合、いきなり患者さんと話をしてはいけません。
あなたはかなりストレスがたまっているはずなので、
その状態でコミュニケーションを取ろうとすると、
きっと知らず知らずのうちに患者さんを責めてしまいます。
「〜したらどうなの!」
「いいかげんに〜しろよ!」
「〜してくれたっていいじゃないか!」
最悪なのが、「なぜ」「どうして」を使った会話。
「どうして〜するの?」
「なんで〜してくれないの?」
あなたも、他の人(特に親)からこういう言われ方をしたことって
多いと思います。
気持ちいいですか?
いえいえ、きっと「責められている」と感じたでしょう。
もちろん、大切なあなたから「責められている」と感じたら、
患者さんの症状は、確実に悪化します。
でも、黙っていたら、あなたのストレスはさらに増加して、
いずれにしてもどこかで爆発するか、
あなたの方が病気になるかしてしまいます。
じゃあどうしたらいいのか……。
患者さんの言動が困って、何とかして欲しいとき、
いきなり患者さんと話をするのではなく、
ちょっとの時間でいいので、自分の心を整理してみましょう。
3つの質問を自分に向かってしてみてください。
(1) 患者さんの言動によってどんな気持ちになった?
(2) それはどうして?
(3) 患者さんにどうしてもらったらうれしい?
これら3つが相手さんに伝わって、
はじめて相手は行動を変えようという気持ちになってくれるんです。
でも、やってみると分かりますが、
案外自分でこのことが分かっていません。
自分でも分からないことをコミュニケートしようとしても、
患者さんに伝わるはずがありません。
なので、まずは紙と鉛筆を用意して、
この3つのポイントを整理してみましょう。
特に(1)についてですが、「腹が立つ」「イライラする」という
怒り系の感情の場合には、さらに突っ込んで、
「どうして腹が立つんだろう」と考えてみましょう。
怒りをそのまま伝えたら、患者さんは悲しくなって、
症状が悪化しますからね。
腹が立つときには、別の感情が原因になっています。
例えば、「悲しい」「心配」「不安」などです。
そういうつらい気持ちを味わわされたから、
実は復讐として怒りが生まれてくるんです。
「死ぬと言われると、不安で悲しい気持ちになる。
それは、この人を心から愛していて、失いたくないから。
だから、自殺しないで欲しい」
「夜中遅くまで、何時間も話を聴き続けるのはつらい。
それは仕事で疲れていて、朝も早いから、
体力的にもたないし、疲れると集中力もとぎれてしまう。
だから、せめて12時には眠らせて欲しい」
「病院に行かないで無理している姿を見るのは切ない。
それは、この人を愛していて、もっと楽になって欲しいから。
だから、明日は一緒に病院に行って欲しい」
こんなふうに、自分の心の整理が付くと、
それだけで結構気持ちに余裕が生まれます。
次回は、ここまで心の整理が付いたら、
あとは具体的にどう伝えていくか、という話の予定です。
今日は夏至ですね。
一年で一番昼間が長い日です。
土曜日ですが、どんな一日を過ごされる予定ですか?
患者さんに関わるパワーを手に入れるためにも、
努めて息抜きの時間を取ってくださいね。
さて、今日は、前回の予告通り……。
目次
1.患者さんの困った行動
2.3つのポイントを整理
【感想や質問はこちらまで】
→ hermes@psycomu.com(私直通です)
感想や質問は、このメルマガ・ブログ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
このメールマガジンヤブログを
気になるお友だちにもご紹介ください。
1.患者さんの困った行動
前回の予告で、
「患者さんの困った行動に一言言いたいときの伝え方」と
書きました。
すると、「期待してます」というメールが何通書きました。
皆さん、いろいろ困っていらっしゃるようです。
例えば、
・もう死ぬと何度も繰り返す。
場合によっては、本当に実行しようとする。
・夜遅くまで、くどくどとつらい気持ちを聴かされる。
・薬を飲もうとしない。病院に行ってくれない。
・仕事に行かないで寝てばかり。
・イライラして当たり散らす。
・メールしても返事をくれない。
などなど。あなたにも思い当たることはありませんか?
ただ、これらの中には、
患者さんの努力では変えることができないものもあります。
例えば、仕事に行かないとか、メールの返事をくれないなど、
うつ状態がひどくて、そうしたいという意欲もわかないし、
たとえそうしたいと思っても、体が動かないという場合です。
このあたりの判断が付かない場合には、
主治医や担当カウンセラーに問い合わせれば、
教えてくれます。たぶん。
※中には、「何様」系の困った医者もいるので、
絶対というわけではないのですが……あわわ(^m^;;
能力的にまだできないということを、無理に要求すると、
患者さんの症状を悪化させてしまいます。
なので、その場合には、
しばらく症状が軽くなるまで待つしかありません。
※でも、そのような場合でも、
このあとお話しする心の整理はやってみましょう。
で、能力的にはできそうな場合はどうするか……。
その場合、いきなり患者さんと話をしてはいけません。
あなたはかなりストレスがたまっているはずなので、
その状態でコミュニケーションを取ろうとすると、
きっと知らず知らずのうちに患者さんを責めてしまいます。
「〜したらどうなの!」
「いいかげんに〜しろよ!」
「〜してくれたっていいじゃないか!」
最悪なのが、「なぜ」「どうして」を使った会話。
「どうして〜するの?」
「なんで〜してくれないの?」
あなたも、他の人(特に親)からこういう言われ方をしたことって
多いと思います。
気持ちいいですか?
いえいえ、きっと「責められている」と感じたでしょう。
もちろん、大切なあなたから「責められている」と感じたら、
患者さんの症状は、確実に悪化します。
でも、黙っていたら、あなたのストレスはさらに増加して、
いずれにしてもどこかで爆発するか、
あなたの方が病気になるかしてしまいます。
じゃあどうしたらいいのか……。
2.3つのポイントを整理
患者さんの言動が困って、何とかして欲しいとき、
いきなり患者さんと話をするのではなく、
ちょっとの時間でいいので、自分の心を整理してみましょう。
3つの質問を自分に向かってしてみてください。
(1) 患者さんの言動によってどんな気持ちになった?
(2) それはどうして?
(3) 患者さんにどうしてもらったらうれしい?
これら3つが相手さんに伝わって、
はじめて相手は行動を変えようという気持ちになってくれるんです。
でも、やってみると分かりますが、
案外自分でこのことが分かっていません。
自分でも分からないことをコミュニケートしようとしても、
患者さんに伝わるはずがありません。
なので、まずは紙と鉛筆を用意して、
この3つのポイントを整理してみましょう。
特に(1)についてですが、「腹が立つ」「イライラする」という
怒り系の感情の場合には、さらに突っ込んで、
「どうして腹が立つんだろう」と考えてみましょう。
怒りをそのまま伝えたら、患者さんは悲しくなって、
症状が悪化しますからね。
腹が立つときには、別の感情が原因になっています。
例えば、「悲しい」「心配」「不安」などです。
そういうつらい気持ちを味わわされたから、
実は復讐として怒りが生まれてくるんです。
「死ぬと言われると、不安で悲しい気持ちになる。
それは、この人を心から愛していて、失いたくないから。
だから、自殺しないで欲しい」
「夜中遅くまで、何時間も話を聴き続けるのはつらい。
それは仕事で疲れていて、朝も早いから、
体力的にもたないし、疲れると集中力もとぎれてしまう。
だから、せめて12時には眠らせて欲しい」
「病院に行かないで無理している姿を見るのは切ない。
それは、この人を愛していて、もっと楽になって欲しいから。
だから、明日は一緒に病院に行って欲しい」
こんなふうに、自分の心の整理が付くと、
それだけで結構気持ちに余裕が生まれます。
次回は、ここまで心の整理が付いたら、
あとは具体的にどう伝えていくか、という話の予定です。
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
沖縄は梅雨明けですって?
こちら東北は、まだ梅雨入りしてません。
日本って、狭いようで広いですねぇ(-_-)
今日は、いつものメールと、ちょっと趣向を変えて、
あるニュースだけお届けします。
えーと、私、
かずき菜乃さんという方のブログで、紹介されちゃいました。
\(^O^)/
自分のことなんですけど、なんか感動します。
菜乃さんは、ご自分もうつ病でしたが、
その後、ご主人もうつ病になられて、「患者の家族」でもあります。
当事者ならではの、「いのち言葉」のつづられた文章、
きっとあなたの心にも響くはずですよ。
ぜひ読んでみてください。
かずき菜乃さんのブログはこちら。
↓ ↓ ↓
http://utu-kazokucare.sblo.jp/
次回は、いつものメルマガをお届けしますね。
患者さんの困った行動に一言言いたいときの伝え方……の予定。
沖縄は梅雨明けですって?
こちら東北は、まだ梅雨入りしてません。
日本って、狭いようで広いですねぇ(-_-)
今日は、いつものメールと、ちょっと趣向を変えて、
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えーと、私、
かずき菜乃さんという方のブログで、紹介されちゃいました。
\(^O^)/
自分のことなんですけど、なんか感動します。
菜乃さんは、ご自分もうつ病でしたが、
その後、ご主人もうつ病になられて、「患者の家族」でもあります。
当事者ならではの、「いのち言葉」のつづられた文章、
きっとあなたの心にも響くはずですよ。
ぜひ読んでみてください。
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