こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
ずーっと雨続きで、なかなか洗濯物が乾きませんでしたが、
ここ2日くらいは、晴天です。助かります〜。
こんな質問をいただきました。
このメルマガで紹介している方法は、相手の話を直さないで、
その気持ちを汲み取るような聴き方です。
じゃあ、何も話してくれない相手に対しては、
どう対応したらいいのでしょうか?
人は、黙っているときにも、心の中では様々な言葉を
喋っています。
「つらい。こんなのもういやだ」
「苦しい。もう耐えられない」
「こんな自分は生きている価値なんてない」
「誰も、私の気持ちなんて分かってくれないんだ」
「頭がぐるぐるする。何も考えられない」
「こんなふうに休んでばかりもいられないのに、体が動かない」
などなどなど……。
もちろん、あなたはエスパーでも魔女でもありませんから、
読心術を使うことはできないでしょう。
だから、相手の心の声を完全に聴き取ることはできません。
でも、表情やボディランゲージから、
なんとなくこんな気持ちかなぁというのが
伝わってくることがありませんか?
「ああ、つらそうだなあ」
「焦っているんだろうなあ」
「イライラしているようだなあ」
って。
それを、患者さんに伝えてあげてみてください。
「つらそうだね」
「つらいよね」
というふうに。
また、先ほどの質問者のように、「がんばってるね」も
OKです。
実際、患者さんは寝込んでいるときでもがんばってますから。
つらいのに、生きているということだけでも、
ものすごいエネルギーを使っているのです。
こういう対応を、根気よく続けていけば、
次第に口を開いてくれるようになるはずです。
ただし、あまりしつこく話しかけないこと。
うつ病が重いときは、対話するエネルギーもありませんから、
しつこく話しかけると、疲れさせてしまいます。
ですから、たまにポツリと語りかける程度で我慢してください。
うつ病への対応では、焦りは禁物です。
感想や質問、お待ちしています。
メールの場合は、左の送信フォームをご利用ください。
なお、いただいた感想や質問は、
このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
それでは、また、お会いしましょう!
笑顔同封 増田泰司
ずーっと雨続きで、なかなか洗濯物が乾きませんでしたが、
ここ2日くらいは、晴天です。助かります〜。
喋らない相手への対応
こんな質問をいただきました。
今の状態は、ずっと眠ったまま・何も言わない状態です。
夕方や夜になったら起き来るのですが。
私も何も言えずにいます。
本人が つらい・弱音等々を出さない時は
何をしたら良いんでしょう…。
私から一方的に「頑張ってるね、しんどいね、」って
言っていいのか分かりません。
余計悪くなるんじゃないか不安です。
このメルマガで紹介している方法は、相手の話を直さないで、
その気持ちを汲み取るような聴き方です。
じゃあ、何も話してくれない相手に対しては、
どう対応したらいいのでしょうか?
人は、黙っているときにも、心の中では様々な言葉を
喋っています。
「つらい。こんなのもういやだ」
「苦しい。もう耐えられない」
「こんな自分は生きている価値なんてない」
「誰も、私の気持ちなんて分かってくれないんだ」
「頭がぐるぐるする。何も考えられない」
「こんなふうに休んでばかりもいられないのに、体が動かない」
などなどなど……。
もちろん、あなたはエスパーでも魔女でもありませんから、
読心術を使うことはできないでしょう。
だから、相手の心の声を完全に聴き取ることはできません。
でも、表情やボディランゲージから、
なんとなくこんな気持ちかなぁというのが
伝わってくることがありませんか?
「ああ、つらそうだなあ」
「焦っているんだろうなあ」
「イライラしているようだなあ」
って。
それを、患者さんに伝えてあげてみてください。
「つらそうだね」
「つらいよね」
というふうに。
また、先ほどの質問者のように、「がんばってるね」も
OKです。
実際、患者さんは寝込んでいるときでもがんばってますから。
つらいのに、生きているということだけでも、
ものすごいエネルギーを使っているのです。
こういう対応を、根気よく続けていけば、
次第に口を開いてくれるようになるはずです。
ただし、あまりしつこく話しかけないこと。
うつ病が重いときは、対話するエネルギーもありませんから、
しつこく話しかけると、疲れさせてしまいます。
ですから、たまにポツリと語りかける程度で我慢してください。
うつ病への対応では、焦りは禁物です。
感想や質問、お待ちしています。
メールの場合は、左の送信フォームをご利用ください。
なお、いただいた感想や質問は、
このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
それでは、また、お会いしましょう!
笑顔同封 増田泰司
こんにちは。心理カウンセラーの増田泰司です。
夏休みということで、前回の更新から、
ちょっと時間があいてしまいましたね。
皆さんは、どんな夏休みをお過ごしでしたか?
今年は、ガソリン代が高騰したために、
近場でレジャーという方が多かったようですね。
私は、仕事で大阪まで行きましたが、
プライベートではまだどこにも出かけていません。
娘たちのリクエストで、「フラ・ガール」で有名になった、
「スパ・リゾート・ハワイアンズ」に行く予定。
さてさて、今日は、オリンピックシーズンということで、
患者さんへの応援(励まし)について考えてみましょう。
1.応援の効果
2.応援したいなら
【感想や質問は左サイドバーの送信フォームから】
感想や質問は、このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
また、ゆうきゆうさんネタですが、
著書の中で、こんな実験が紹介されていました。
それは、結構難しいビデオゲームをやってもらう
という実験なんですが、
被験者は3つのグループに分けられました。
そして、それぞれこんな条件でゲームをしてもらったのです。
A.周りで見ている人が、「がんばれ!」「しっかり!」と
応援してくれる
B.周りで見ている人が、「ぶつかれ!」「失敗しろ!」と
ヤジる
C.周りに誰もいない
さて、ゲームの成績はどうかってことなんですが、
あなたは、3グループを比較して、
どの順番に成績が良かったと思いますか?
↓ ↓ ↓
実は、C → B → Aの順番なんです。
つまり、応援してもらったAグループが最悪なんですね。
成功率は、Cが58%、Bが45%に対して、
Aはなんと0%。
つまり、誰も成功しなかったのです。
しかも、恐ろしいことに、Aグループの人たちは、
「応援が励みになった」と答えています。
要するに、本当は足を引っ張られているのに、
それに気づかないという……。
Cが一番いいのは、集中できるからで、
Bも案外いいのは、「なにくそ」と発奮したからでしょう。
じゃあ、Aがこれほど悪いのはなぜか。
おそらく、応援されることで、「期待に応えなきゃ」
「うまくやらなきゃ」「絶対成功しなきゃ」と
プレッシャーがかかり、
かえって緊張してしまったからでしょう。
それに「がんばれ」ということは、意地悪な見方をすれば、
「今はまだがんばっていない」ということですよね?
だから、「自分には力がない」という変な自己暗示が
働いてしまうからかもしれません。
今、オリンピックの真っ最中ですが、
結果を出しているトップアスリートの人たちは、
「応援されても、自分らしさを見失わない」訓練を積んで、
心臓に毛が生えた人たちなんですね。
さて、どうしてこの実験の話をしたかというと、
良かれと思ってしたことが、かえって相手の足を引っ張る
場合があるということを知っていただきたかったからです。
愛情というのは、相手に良いことをしてあげたいという
気持ちを持つことが、もちろん一番大切です。
でも、同時に知識や技術も大切です。
何をどうすることが、本当に相手のためになるのか、
ということを知り、それを実践できる、ということですね。
私は「うつ病の家族への対応マニュアル」を書きましたが、
それは、患者さんを助けたいという真剣で温かい思いで
いらっしゃる家族(友人、恋人など)の皆さんのためです。
正しい知識と、本当に役立つ技術をお伝えすることで、
せっかくのその思いが報われてほしいと思ったからです。
「がんばれ」という応援は、かえって相手の足を
引っ張ってしまう場合があります。
でも、うつ病で苦しんでいる患者さんを見ていると、
何とか力になりたい、励ましになるようなことを
言ってあげたいと思うのは人情です。
その、応援したい、励ましたいという気持ちまで
否定する必要はありません。
応援の仕方をちょっと工夫してみるのです。
それは……
以前、「がんばってね」ではなく、「がんばってるね」
というふうに「る」を入れるといいという話をしました。
今回お伝えしたい応援・励ましの仕方は、
「一緒に考えよう」です。
相手が弱音を吐いたとき、
それをすぐに解決しようとしなくてかまいません。
その弱音を解決しようとすると、患者さんは、
「こんな弱い自分は、受け入れてもらえないんだ」と誤解します。
そして、かえってつらい思いを募らせることになるのです。
だから、直そう(治そう)としないで、
よく患者さんの話を聴いてあげてください。
そして、「どうしたらいいか、一緒に考えよう」と
言って差し上げてください。
今すぐ解決策が見つからなくてもいいのです。
うつ病は、治療に時間がかかります。
でも、こうして、弱いままの自分でも、
見捨てないで一緒にいてくれる人がいる。
一緒にこの病気と闘ってくれる人がいる。
それが患者さんにとっては大きな応援・励ましになるのです。
皆さんも、うつ病の患者さんとのかかわりの中で、
苦しんだり、悲しんだり、いらいらしたり、落ち込んだり
してこられたのではないでしょうか?
私がここにいます。
何かご質問などがあれば、ぜひご連絡くださいね。
ご一緒に考えていきましょう。
それではまた!
夏休みということで、前回の更新から、
ちょっと時間があいてしまいましたね。
皆さんは、どんな夏休みをお過ごしでしたか?
今年は、ガソリン代が高騰したために、
近場でレジャーという方が多かったようですね。
私は、仕事で大阪まで行きましたが、
プライベートではまだどこにも出かけていません。
娘たちのリクエストで、「フラ・ガール」で有名になった、
「スパ・リゾート・ハワイアンズ」に行く予定。
さてさて、今日は、オリンピックシーズンということで、
患者さんへの応援(励まし)について考えてみましょう。
目次
1.応援の効果
2.応援したいなら
【感想や質問は左サイドバーの送信フォームから】
感想や質問は、このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
1.応援の効果
また、ゆうきゆうさんネタですが、
著書の中で、こんな実験が紹介されていました。
それは、結構難しいビデオゲームをやってもらう
という実験なんですが、
被験者は3つのグループに分けられました。
そして、それぞれこんな条件でゲームをしてもらったのです。
A.周りで見ている人が、「がんばれ!」「しっかり!」と
応援してくれる
B.周りで見ている人が、「ぶつかれ!」「失敗しろ!」と
ヤジる
C.周りに誰もいない
さて、ゲームの成績はどうかってことなんですが、
あなたは、3グループを比較して、
どの順番に成績が良かったと思いますか?
↓ ↓ ↓
実は、C → B → Aの順番なんです。
つまり、応援してもらったAグループが最悪なんですね。
成功率は、Cが58%、Bが45%に対して、
Aはなんと0%。
つまり、誰も成功しなかったのです。
しかも、恐ろしいことに、Aグループの人たちは、
「応援が励みになった」と答えています。
要するに、本当は足を引っ張られているのに、
それに気づかないという……。
Cが一番いいのは、集中できるからで、
Bも案外いいのは、「なにくそ」と発奮したからでしょう。
じゃあ、Aがこれほど悪いのはなぜか。
おそらく、応援されることで、「期待に応えなきゃ」
「うまくやらなきゃ」「絶対成功しなきゃ」と
プレッシャーがかかり、
かえって緊張してしまったからでしょう。
それに「がんばれ」ということは、意地悪な見方をすれば、
「今はまだがんばっていない」ということですよね?
だから、「自分には力がない」という変な自己暗示が
働いてしまうからかもしれません。
今、オリンピックの真っ最中ですが、
結果を出しているトップアスリートの人たちは、
「応援されても、自分らしさを見失わない」訓練を積んで、
心臓に毛が生えた人たちなんですね。
さて、どうしてこの実験の話をしたかというと、
良かれと思ってしたことが、かえって相手の足を引っ張る
場合があるということを知っていただきたかったからです。
愛情というのは、相手に良いことをしてあげたいという
気持ちを持つことが、もちろん一番大切です。
でも、同時に知識や技術も大切です。
何をどうすることが、本当に相手のためになるのか、
ということを知り、それを実践できる、ということですね。
私は「うつ病の家族への対応マニュアル」を書きましたが、
それは、患者さんを助けたいという真剣で温かい思いで
いらっしゃる家族(友人、恋人など)の皆さんのためです。
正しい知識と、本当に役立つ技術をお伝えすることで、
せっかくのその思いが報われてほしいと思ったからです。
2.応援したいとき
「がんばれ」という応援は、かえって相手の足を
引っ張ってしまう場合があります。
でも、うつ病で苦しんでいる患者さんを見ていると、
何とか力になりたい、励ましになるようなことを
言ってあげたいと思うのは人情です。
その、応援したい、励ましたいという気持ちまで
否定する必要はありません。
応援の仕方をちょっと工夫してみるのです。
それは……
以前、「がんばってね」ではなく、「がんばってるね」
というふうに「る」を入れるといいという話をしました。
今回お伝えしたい応援・励ましの仕方は、
「一緒に考えよう」です。
相手が弱音を吐いたとき、
それをすぐに解決しようとしなくてかまいません。
その弱音を解決しようとすると、患者さんは、
「こんな弱い自分は、受け入れてもらえないんだ」と誤解します。
そして、かえってつらい思いを募らせることになるのです。
だから、直そう(治そう)としないで、
よく患者さんの話を聴いてあげてください。
そして、「どうしたらいいか、一緒に考えよう」と
言って差し上げてください。
今すぐ解決策が見つからなくてもいいのです。
うつ病は、治療に時間がかかります。
でも、こうして、弱いままの自分でも、
見捨てないで一緒にいてくれる人がいる。
一緒にこの病気と闘ってくれる人がいる。
それが患者さんにとっては大きな応援・励ましになるのです。
皆さんも、うつ病の患者さんとのかかわりの中で、
苦しんだり、悲しんだり、いらいらしたり、落ち込んだり
してこられたのではないでしょうか?
私がここにいます。
何かご質問などがあれば、ぜひご連絡くださいね。
ご一緒に考えていきましょう。
それではまた!
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
今日は広島の原爆記念日でもありますが、
私の家内の誕生日でもあります。
毎年のことですが、
なかなか手放しにお祝いできない雰囲気です。
1.読者からのメール
2.アドバイス・説得はしない。傾聴・共感
【感想や質問は左サイドバーの送信フォームから】
感想や質問は、このメルマガ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
拙著「うつ病の家族への対応マニュアル」を読んで
実践してくださったT・Nさんから、
こんなメールをいただきました。
T・Nさんは、お子さんがうつ病です。
いかがですか?
このメールの中には、
今のあなたに参考になることが書かれていると思います。
それは、
「アドバイス・説得はしない。傾聴・共感」
ということです。
でも、これを実践するのは大変だと思います。
そりゃあ、患者さんのことが心配ですからね。
ついつい「こうしたら?」「こうしろ」と
言いたくなっちゃいます。
でも、患者さんは、アドバイスして欲しいわけでも、
説得して欲しいわけでもありません。
まずは、今の自分のこのつらい気持ちを
あなたに分かって欲しいと思っているのです。
ですから、ほんのちょっとでいいです。
アドバイスの変わりに、
T・Nさんがなさったような対応をしてみてください。
今日は広島の原爆記念日でもありますが、
私の家内の誕生日でもあります。
毎年のことですが、
なかなか手放しにお祝いできない雰囲気です。
目次
1.読者からのメール
2.アドバイス・説得はしない。傾聴・共感
【感想や質問は左サイドバーの送信フォームから】
感想や質問は、このメルマガ内で紹介する場合が
あります。もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
1.読者からのメール
拙著「うつ病の家族への対応マニュアル」を読んで
実践してくださったT・Nさんから、
こんなメールをいただきました。
T・Nさんは、お子さんがうつ病です。
以前は良かれと思いアドバイスをしていました。
本人の気持ちをわかろうとはせず、
早く良くなって欲しいと思い、
「こうすればいいよ」とか
「周りの人はそう思っていないよ」とか
本人の気持ちを前向きにしようと
あれこれ考え言葉がけをしていました。
子どもは、「入院したい」とか言い出しました。
家庭も落ち着かない場所になってしまったのかと
反省しました。
今は「アドバイス・説得はしない。傾聴・共感」
ということを学び実践しています。
「今、しんどいんやね〜」とか
「何回も確認しないと、落ち着かないんやね」
「慎重に確認することは重要だよね」とか
「仕事休みたいけど、気になるんやね」
「休んでもいいよ」
というような言葉がけをしています。
会社でのことや自分の気持ちを話してくれるようになり
「入院したい」とは言わなくなりました。
私も、子どものことを、いてくれるだけでいい、
子どもの気持ちに添うようなかかわりをしようと
思うようになりました。
「うつ病になってよかった」と思える日が必ずくる。
うつ病は必ず治るという先生の言葉で、勇気をもらいました。
子どもが「いつになったら治るんやろ」と時々言いますが、
私は自信を持って
「必ず治るから今は休養第一!」と言ってます。
私の精神状態も以前よりは楽になりました。
以前はどうしてよいかわからなかったし、
相談する人もいないしで不安でいっぱいでした。
私の不安が減ると患者も不安が減ると思います。
増田先生に質問も出来るし、頼りにしています。
自助グループも支えになっています。
余計な不安が減りました。
自分の子どもを愛してないわけはありません。
ただ、その関わり方が少し間違ってた?
又は、愛情がうまく子どもに伝わってなかったのではないかと
思います。
家族に対するこういうマニュアルを探していたので
私はあまり迷うことなく購入しました。
フォローもありますし、絶対損はしません。
お金以上の価値があると思います。
2.アドバイス・説得はしない。傾聴・共感
いかがですか?
このメールの中には、
今のあなたに参考になることが書かれていると思います。
それは、
「アドバイス・説得はしない。傾聴・共感」
ということです。
でも、これを実践するのは大変だと思います。
そりゃあ、患者さんのことが心配ですからね。
ついつい「こうしたら?」「こうしろ」と
言いたくなっちゃいます。
でも、患者さんは、アドバイスして欲しいわけでも、
説得して欲しいわけでもありません。
まずは、今の自分のこのつらい気持ちを
あなたに分かって欲しいと思っているのです。
ですから、ほんのちょっとでいいです。
アドバイスの変わりに、
T・Nさんがなさったような対応をしてみてください。
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
最近、目覚ましを使わなくても、
6時頃に目が覚めるようになりました。
これは、いよいよ……。
さて、前回紹介した、「うつ病の家族への対応マニュアル」の
無料ダイジェスト版ですが、
たくさんの方にダウンロードしていただきました。
まだの方はこちらからどうぞ。
今回は、患者さんを励ましたいときの注意点です。
1.応援の効果に関する実験
2.励ましたいなら
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
皆さんは、パソコンとかファミコン(古っ)とかの、
いわゆるビデオゲームが好きですか?
私はけっこう好きなんです。
でも、反射神経が鈍いので、
シューティング系とかアクション系とかはまったくダメ。
さて、アクション系のとっても難しいビデオゲームを
やってもらう実験がありました。
A〜Cの3つのグループに分けて、
A:「がんばれ!」「負けるな!」と応援する人がいる
B:「負けろ!」「ぶつかれ!」と野次る人がいる
C:周りに誰もいない
という条件をつけてゲームをやってもらったわけです。
さて、この3グループの成績はどうだったと思いますか?
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
はいっ、成績は、こうなりました。ゲームの成功率です。
A:0%
B:45%
C:58%
Cがいいのは、集中できたからでしょう。
そして、Bもそこそこいいのは、
「なにくそ!」と、かえってやる気が引き出されたからでしょう。
では、Aがさんさんたる結果なのは……?
おそらく「うまくやらなきゃ」「期待に応えなきゃ」と思い、
かえってそれがプレッシャーになったからだと考えられます。
怖いのは、Aのグループの人たちが、口をそろえて、
「応援が励みになった」と答えていること。
本当は足を引っ張られたのにもかかわらず。
実は、何もしないのが一番の助けになる……。
これは、ちょっと憶えておいた方がいい実験かも知れませんよ。
よく、うつ病の人を励ましてはいけないと言いますね。
それは、うつ病の人たちって、極端な考え方を
してしまいがちだからです。
ですから、病気でない人たちよりも、
はるかに応援のプレッシャーを感じやすいのです。
その上、がんばりたくても、体調が悪くてがんばれません。
ちょうど、車にガソリンが入っていない状態ですからね。
そうすると、がんばれない自分をますます責めてしまうことに。
こうして、励ましたり応援したりすればするほど、
かえって落ち込ませることになるのです。
かといって、野次るのはもってのほか。
「なにくそ」なんて、がんばる気力もないので、
「嫌われた」と誤解して、やっぱり落ち込みます。
じゃあ、というわけで放っておくと、
今度は「見捨てられた」と思うかも知れません。
……なかなか、やり甲斐がありますね(^^:
放っておかないけれど、無理に励まさない対応が求められます。
つまり、「そばにいるよ」という対応。
「ちゃんと見ているよ」「ちゃんと聴いているよ」という対応です。
患者さんのそばにいて、ちゃんと見て、聴いていると、
分かることがあります。
それは、たとえ患者さんが寝たきりでも、
仕事も家事も何にもできない状態でも、
それでも一生懸命がんばって生きていらっしゃるということ、です。
うつ病というのは死にたくなる病気。
それなのに、こんなにつらくても生きていてくれる……それって、
ものすごい努力のたまものではありませんか?
励ましの言葉をかけるなら、「がんばって!」じゃなくて、
「本当にがんばっているよね!」という
声かけをしてあげてください。
だって、本当にがんばっていらっしゃるのですから。
そして、あなたも、今日まで本当によくがんばってこられましたね!
患者さんと向き合う中で、ずいぶんつらい思い、苦しい思い、
不安な思いを味わってこられたでしょう?
ホントに、よくがんばってこられました。
何かありましたら、いつでもメールをくださいね。
それでは!
最近、目覚ましを使わなくても、
6時頃に目が覚めるようになりました。
これは、いよいよ……。
さて、前回紹介した、「うつ病の家族への対応マニュアル」の
無料ダイジェスト版ですが、
たくさんの方にダウンロードしていただきました。
まだの方はこちらからどうぞ。
今回は、患者さんを励ましたいときの注意点です。
目次
1.応援の効果に関する実験
2.励ましたいなら
【感想や質問は左サイドバーのフォームから】
感想や質問は、このブログやメルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
1.応援の効果に関する実験
皆さんは、パソコンとかファミコン(古っ)とかの、
いわゆるビデオゲームが好きですか?
私はけっこう好きなんです。
でも、反射神経が鈍いので、
シューティング系とかアクション系とかはまったくダメ。
さて、アクション系のとっても難しいビデオゲームを
やってもらう実験がありました。
A〜Cの3つのグループに分けて、
A:「がんばれ!」「負けるな!」と応援する人がいる
B:「負けろ!」「ぶつかれ!」と野次る人がいる
C:周りに誰もいない
という条件をつけてゲームをやってもらったわけです。
さて、この3グループの成績はどうだったと思いますか?
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
はいっ、成績は、こうなりました。ゲームの成功率です。
A:0%
B:45%
C:58%
Cがいいのは、集中できたからでしょう。
そして、Bもそこそこいいのは、
「なにくそ!」と、かえってやる気が引き出されたからでしょう。
では、Aがさんさんたる結果なのは……?
おそらく「うまくやらなきゃ」「期待に応えなきゃ」と思い、
かえってそれがプレッシャーになったからだと考えられます。
怖いのは、Aのグループの人たちが、口をそろえて、
「応援が励みになった」と答えていること。
本当は足を引っ張られたのにもかかわらず。
実は、何もしないのが一番の助けになる……。
これは、ちょっと憶えておいた方がいい実験かも知れませんよ。
2.励ましたいなら
よく、うつ病の人を励ましてはいけないと言いますね。
それは、うつ病の人たちって、極端な考え方を
してしまいがちだからです。
ですから、病気でない人たちよりも、
はるかに応援のプレッシャーを感じやすいのです。
その上、がんばりたくても、体調が悪くてがんばれません。
ちょうど、車にガソリンが入っていない状態ですからね。
そうすると、がんばれない自分をますます責めてしまうことに。
こうして、励ましたり応援したりすればするほど、
かえって落ち込ませることになるのです。
かといって、野次るのはもってのほか。
「なにくそ」なんて、がんばる気力もないので、
「嫌われた」と誤解して、やっぱり落ち込みます。
じゃあ、というわけで放っておくと、
今度は「見捨てられた」と思うかも知れません。
……なかなか、やり甲斐がありますね(^^:
放っておかないけれど、無理に励まさない対応が求められます。
つまり、「そばにいるよ」という対応。
「ちゃんと見ているよ」「ちゃんと聴いているよ」という対応です。
患者さんのそばにいて、ちゃんと見て、聴いていると、
分かることがあります。
それは、たとえ患者さんが寝たきりでも、
仕事も家事も何にもできない状態でも、
それでも一生懸命がんばって生きていらっしゃるということ、です。
うつ病というのは死にたくなる病気。
それなのに、こんなにつらくても生きていてくれる……それって、
ものすごい努力のたまものではありませんか?
励ましの言葉をかけるなら、「がんばって!」じゃなくて、
「本当にがんばっているよね!」という
声かけをしてあげてください。
だって、本当にがんばっていらっしゃるのですから。
そして、あなたも、今日まで本当によくがんばってこられましたね!
患者さんと向き合う中で、ずいぶんつらい思い、苦しい思い、
不安な思いを味わってこられたでしょう?
ホントに、よくがんばってこられました。
何かありましたら、いつでもメールをくださいね。
それでは!
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。
野茂投手、引退ですね。
本人は悔いが残ると言っていましたが、
ホントによくがんばってきたなと思います。
彼がメジャーリーグにチャレンジして結果を残したからこそ、
今のようにたくさんの日本選手がアメリカで活躍できるように
なったんですからね。
さて、今日は……
1.がんばっているあなたへ
【感想や質問は左サイドバーの送信フォームから】
感想や質問は、このブログ、メルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
このメールマガジンは、転送自由です。
気になるお友だちにもご紹介ください。
野茂さんもがんばってきましたが、
あなたもがんばっていらっしゃいますよね?
うつ病の患者さんに関わっていくのは、本当に大変です。
大切な人が苦しんでいるのを見るのは心配だし、
自殺したらどうしようと不安になったり、
経済的にやっていけるのかとあれこれ考えたり……。
夜遅くまで弱音を聞いたり、
一緒に病院に行ったり、
患者さんの神経を刺激しないように気を遣ったり……。
そういう苦労をしてこられたのも、
あなたが患者さんを心から大切に
思っていらっしゃるからですよね。
本当によくがんばってきましたね。
本当によく……。
そんなあなたのために、このメルマガでは、
患者さんへのさわやかな対応法をお伝えしています。
しかし、その時その時の質問などに答えて書いていますので、
タイムリーではありますが、まとまりという点では問題があります。
そこで、対応法をマニュアル化したわけですが、
そのダイジェスト版を、このたび作らせていただきました。
マニュアル本編はA4サイズで200ページほどありますが、
その5分の1程度を抜粋しました。
ご興味があれば、ぜひお読みください。
こちらから手に入ります。
このブログでも、引き続きあなたのためになる情報を
お伝えしていきます。
お楽しみに。
野茂投手、引退ですね。
本人は悔いが残ると言っていましたが、
ホントによくがんばってきたなと思います。
彼がメジャーリーグにチャレンジして結果を残したからこそ、
今のようにたくさんの日本選手がアメリカで活躍できるように
なったんですからね。
さて、今日は……
目次
1.がんばっているあなたへ
【感想や質問は左サイドバーの送信フォームから】
感想や質問は、このブログ、メルマガ内で紹介する場合があります。
もちろん、プライバシーは守りますが、
掲載不可の場合にはその旨ご連絡を。
このメールマガジンは、転送自由です。
気になるお友だちにもご紹介ください。
1.がんばっているあなたへ
野茂さんもがんばってきましたが、
あなたもがんばっていらっしゃいますよね?
うつ病の患者さんに関わっていくのは、本当に大変です。
大切な人が苦しんでいるのを見るのは心配だし、
自殺したらどうしようと不安になったり、
経済的にやっていけるのかとあれこれ考えたり……。
夜遅くまで弱音を聞いたり、
一緒に病院に行ったり、
患者さんの神経を刺激しないように気を遣ったり……。
そういう苦労をしてこられたのも、
あなたが患者さんを心から大切に
思っていらっしゃるからですよね。
本当によくがんばってきましたね。
本当によく……。
そんなあなたのために、このメルマガでは、
患者さんへのさわやかな対応法をお伝えしています。
しかし、その時その時の質問などに答えて書いていますので、
タイムリーではありますが、まとまりという点では問題があります。
そこで、対応法をマニュアル化したわけですが、
そのダイジェスト版を、このたび作らせていただきました。
マニュアル本編はA4サイズで200ページほどありますが、
その5分の1程度を抜粋しました。
ご興味があれば、ぜひお読みください。
こちらから手に入ります。
このブログでも、引き続きあなたのためになる情報を
お伝えしていきます。
お楽しみに。

