ここでは、 に関する情報を紹介しています。
こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

最近、スクールソーシャルワーカーの仕事で、
毎日中学校に通っています。

中学生……かわいいですねぇ。男の子も女の子も。

私にもあんな時代があったんだなあ。




目次



1.子どもへの影響

2.うつ病を宝に




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1.子どもへの影響


前回は、うつ病のご主人についての、
Aさんからの相談にお答えしました。

今回は、後半部分について回答します。


子供には無関心で 自分の部屋にこもり
話かけても無視されるので話かけられないまま
一ヶ月が過ぎます。

子供の騒ぐ声にイライラし睨むので
子供達の精神面も心配で・・




いや、本当に心配ですよね。

大人なら、「これは病気のなせるわざ」と理解できますが
(いえいえ、大人でも大変です)
子どもの場合には、わけが分かりませんね。

  「お父さんは、僕が嫌いなの?」
  「お父さんは、私がいない方がいいの?」

そんなふうに思ってしまうかも知れません。

  ※たいてい、わけが分からない状況に陥ると、
   子どもってこういう理由付けをするものです。


そしたら、その心の傷は、将来にも影響してしまいます。


Aさんの心配は、本当に分かります。



かといって、子どもに優しくできない患者さんを責めても
解決にはなりません。

たいてい、患者さんは元気を無くして、
ますます子どもに関われなくなってしまいます。


ですから、お子さんに

  「あなたのせいじゃないよ」
  「あなたは悪くないよ」
  「あなたが嫌いだからじゃないよ」
  「お父さんは、イライラしたり、遊べなくなったり、
   人とお話しができなくなったりする病気なの」

と説明してあげましょう。

1度だけでなく、何度も何度も。


3歳前の小さなお子さんだって、言葉は分からなくても、
雰囲気で「あなたは悪くない」というメッセージは伝わります。


2.うつ病を宝に


うつ病の、子どもへの悪影響ばかりを考えていると、
きっとAさんもたまらない気持ちになると思います。

でも、うつ病は、Aさんやお子さんやご主人を苦しめるだけの
悪魔ではありません。


ご主人がうつ病のおかげで、
そして、Aさんのご主人への関わりを見ることで、
Aさんのお子さんは、優しい心を持った人に育つことができます。

本当の自信に満ちた人に育つことができます。

上手なコミュニケーション能力を伸ばすことができます。



もちろん、それにはまずAさん自身がホッとして、
心に余裕ができないといけませんね。


微力ながら、私もお手伝いさせていただきます。


どうか、これからもこのメルマガの記事を読んでくださいね。

相談があれば、いつでもどうぞ。


こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

今年は雨が多いですね〜。

でも、今日は天気が良くて、とても暑い日でした。





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1.こんな質問をいただきました

2.回答




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1.こんな質問をいただきました


このバックナンバーブログに、こんなコメントをいただきました。

Aさんというふうにお呼びすることにしましょう。



主人がうつ病で 急に人が変わります。

家族をいっさい無視し
イライラ顔で家の中の行き届いてない所を掃除しだしたり、
私自身気が休まらず家の中を念入りに掃除します

子供には無関心で 自分の部屋にこもり
話かけても無視されるので話かけられないまま一ヶ月が過ぎます。

子供の騒ぐ声にイライラし睨むので子供達の精神面も心配で・・

主人の顔を見ると私自身も心が苦しくなり
もうどうしていいのかわかりません。




うーん、どんなにおつらいことでしょうか。

また、お子さんのことも心配ですよね。



2.回答


まず、知っておいていただきたいのは、
ご主人のそのような態度は、Aさんやお子さんたちを
愛していないからではない、ということです。


いろいろ細かいところを掃除するのも、
Aさんの行き届かない部分を責めているわけじゃありません。。


これはすべて、病気のなせるわざです。

うつ病になると、神経がささくれ立って、
ちょっとした刺激にも過敏に反応してしまうのです。

また、生きるエネルギーが無くなりますから、
人と交わる気力もなくしてしまいます。


だから、Aさんやお子さんが嫌いだから、
無関心だったり、にらんだりするわけじゃありません。


まずはそのことを、自分の心によ〜く言い聞かせること。


ただでさえ、ご主人の神経過敏な言動は、
Aさんの心にストレスを与えますよね。

その上、「愛されてない」なんて考えたら、
二重に苦しくなってしまいます。


これは病気のなせるわざ。

ご主人は、今もAさんやお子さんを愛しておられますよ(^^)



そして、神経がささくれ立っている患者さんに対して、
家族であるAさんが心がけることは、
あまり気を遣いすぎないことが大切です。

  ※自殺の兆候については、常に注意していないと
   いけませんが。


どんなに周りが気を遣っても、
それで神経のささくれがいやされることはありません。

  ※でも、治療が進むに従って、そういう極端なところは
   解消されていきますからね。


気を遣いすぎると、
かえって、周りの家族が疲れ切ってしまうだけです。

そう、今のAさんみたいに。


そうなってしまうと、いずれ余裕がなくなって、
患者さんへの対応がつっけんどんになったりして、
かえって逆効果になりかねません。



最初はなかなかそう思えないかも知れませんが、
細かく掃除を始めることも、無愛想なのも、
すべて順調なんだと、ご自分に言い聞かせてください。


そして、

> 私自身気が休まらず家の中を念入りに掃除します

これはやめましょ(^ー^)


今まで通りの掃除でOKです。


ご主人が、ばたばたと掃除を始めたら、
そりゃあ気になっちゃいますよね。

「お前は、掃除もろくにできない、ダメ主婦だ」と
言われているような気になりますもんね。


でも、そうではないのです。

仮にご主人が口に出してそう言ったとしても、
それは真実ではないのです。


ただ、神経がささくれだって、
今までだったら気にならなかったことも、
無性に気になって仕方ないだけなのです。

だから、自分が掃除をしたくてたまらなくなっているだけなのです。


そこで、

「夫は、自分が掃除したいからしているんだ。
 だから、夫の趣味を、私が取り上げてはいけないんだ」。

……と、あえて考えてみる、自分に言い聞かせてみるのです。


Aさん。自分で自分を追い詰めないようにしましょうね。



そして、Aさん自身が、「楽しい生活」を送ることが大切です。


家の中にずっといると、
ご主人のことで憂うつになりすぎてしまうかも知れません。

ならば、家の外に楽しみを見つけてみてください。


習い事でも、喫茶店でも、図書館でも何でもいいのです。


夫が苦しんでいるときに、
自分一人が楽しむわけにはいかないと思われますか?


でも、溺れている人は溺れている人を助けられません。

Aさんが人生を楽しんでいて、
はじめてうつ病のご主人を助けることができます。


ご主人のためだと思って、
ご主人以外の所に楽しみを見つけてください。



Aさん自身の安心のために、今のご主人の状態について、
Aさんがご主人の主治医に相談なさるのも一つの方法です。

主治医は、ご主人の今の状態について、
しっかりと説明してくれるでしょうし、
場合によっては薬を変えるなどの対応をしてくれるかも知れません。



さて、お子さんの悪影響への対応については、
長くなりますので、次回にお答えします。



こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

今日と明日は、山形県の福祉職の皆さんの研修会で、
援助的なコミュニケーションの取り方を教えています。

このメルマガで書いているようなことですね。


車で片道2時間、そして、
2日間とも、丸一日の授業で、疲れるはずなんですが……

皆さんとても熱心に学んでくださるので、
疲れも吹き飛びます(^^)


さてさて、今日もメルマガをお送りします。

皆さんも熱心に読んでくださるので、
私もやり甲斐があります。ありがとうございますm(__)m





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1.保健所




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1.保健所


うつ病の患者さんを抱えていると、
経済的な面とか、社会復帰の面とか、
いろいろ心配事がありますよね。

前回は、そんなときには、医療ソーシャルワーカーを
利用しようと申し上げました。



で、他にも強力な味方がいます。

それは保健所


地域によっては、「保健福祉事務所」「福祉保健所」
「保健福祉センター」「健康福祉センター」など、
別の名前になっているかも知れません。


私がスクールソーシャルワーカーをやっている村では、
「保健センター」と呼ばれていまして、
村役場の組織では、健康福祉課に属します。



そんでもって、保健所には、保健師さんたちがいます。

いろんな仕事をなさっていますが、その一つが、
精神保健の分野。

もちろん、うつ病対策もこの中に含まれます。



保健師さんたちの専門は公衆衛生なんですけれど、
市町村の組織上、福祉関係の係と連携することが多いので、
自然とソーシャルワーク的な働きも行なう場合があります。

つまり、前回申し上げたように、
医療費の補助や、社会復帰に関する相談ですね。


保健師さんは、直接相談に答えてくれないかもしれませんが、
役場のどこに相談したらいいかを教えてくれます。



また、保健所では、地域の医療機関を全部把握していますから、
家族がうつ病かなと思ったとき、
どこの病院にかかったらいいかも教えてくれるでしょう。

家族が通院を渋るなどした場合の相談にも乗ってくれます。


また、患者さんの家族会(自助グループ)があった場合、
その情報も把握しているはずです。



とにかく、保健所は何かと頼りになるところですから、
しっかりと利用しましょう。

そして、あなた一人でストレスをためないようにしてくださいね。


こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

このたび、某村の「スクール・ソーシャルワーカー」ってのを
拝命しました。6月からの勤務です。

何をやるかって……
実は教育委員会の人もよく分かってないらしい(苦笑)

今年度から本格的に導入される仕事で、
今回はモデルケースとして、福島県でも始まったとか。

責任重大だなあ。





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1.医療ソーシャルワーカー




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1.医療ソーシャルワーカー


スクール・ソーシャルワーカーの話は置いといて、
ソーシャルワーカーと呼ばれる様々な仕事の人たちの中に、
「医療ソーシャルワーカー」と呼ばれる人たちがいます。


  ※医療ソーシャルワーカーについての、詳細はこちらを


重度のうつ病になると、長期に渡って治療が必要になります。

いったん症状が治まっても、人によっては予防薬を
続けて飲まなければいけない場合もあります。

保険がきくとはいえ、医療費はバカになりません。


さらに、うつ病対策の基本の一つは休養ですから、
仕事を休まなければならない人も多いでしょう。

そうすると、収入が減ってしまう不安もあります。


医療ソーシャルワーカーさんたちは、
社会福祉に関する知識を使って、
このような経済的な課題の解決を援助してくれるのです。


例えば、上で述べたような経済的に課題に対して、
公のサポートが用意されています。
  → バックナンバー


そのようなサポートを紹介してくれたり、
申請にあたってのアドバイスをしてくれたりするわけです。


また、ある程度病状が回復し、社会復帰する際にも、
スムースに復帰できるよう、いろいろと相談に乗ってくれます。


病院によっては、医療ソーシャルワーカーを置いていない
所もありますが、相談を受けられるかどうか、
一度主治医とか受付さんとかに尋ねてみるといいでしょう。



うつ病の患者さんを支えるというのは、とても大変です。

こういう外部の助けの手は、できるだけ上手に活用して、
一人でストレスをためこまないようにしましょうね。


こんにちは。カウンセラーの増田泰司です。

ずっと寒い天気が続いていましたが、このところ暖かですね。

気温のアップダウンで、風邪なんかひいていませんか?





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1.これから死ぬというメールをもらったら

2.私からのお返事




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1.これから死ぬというメールをもらったら


こんな質問メールをいただきました。


はじめまして。突然のメールで失礼します。

友人がうつ病なのですが、突然「これから死のうと思う」
というようなメールが来ます。

「さようなら」とだけ書かれたメールの時もあります。

その後、死ねなかったと死ねない自分に
さらに落ち込むようです。

「あなたがいないとさびしい。」
「あなたを必要としている。」
というような返信をするのですが、

「誰も助けてくれない。逃げ場がない。」
「生きている意味がない」
等の返信があり、自分の返信で
さらに悪化しているのではないかと心配です。

自殺をほのめかす様なメールを受けたときの対処法を
教えていただけないでしょうか。
(私と友人宅は電車で1時間半ほどかかる距離なので
すぐには駆けつけられません…)




自殺をほのめかすようなメールをもらうと、
本当にびっくりしますし、心配でたまらなくなりますね。


この方(Yさんというふうにお呼びします)に、
さっそくメールでお返事を差し上げました。



2.私からのお返事


まずYさんにお話ししたいことは……

   これはおそらく、Yさんにはすぐには
   受け入れがたい話かも知れませんが

……自殺を「完全に」防ぐ方法はない、ということです。


もしもお友だちが「本気で」死のうと思ったら、
それをとどめることは非常に難しいのです。

すぐそばに住んでいたとしても、です。



私たちにできることは、お友だちが「自殺」という
破壊的な解決方法を選ぶ可能性を、
少しでも小さくすること、です。



その方法は、
「私にとって、あなたは大切な存在だ」
 ~~~~~~~~~~
……というメッセージを伝えることです。



メルマガ(とブログ)の記事にも書きましたが、
うつ病の患者さんは、「自分は大切な存在だ」という確信が
かなり大きく揺らいでいます。

ということは、患者さんが求めているのは、
「あなたは私にとって大切な存在だ」というメッセージ。


だから、Yさんがなさっているように、

> 「あなたがいないとさびしい。」
> 「あなたを必要としている。」

という対応は、決して間違っていないどころか、
非常に良い対応です。



もちろん、そう言ったからといって、
自殺を完全に封じ込めることはできません。


だから、非常に冷たい言い方に聞こえるかも知れませんが、
Yさんが一生懸命に関わった結果、
仮にお友だちが自殺を決行してしまったとしても、
それはYさんの責任じゃありません。


もちろん、「お友だちのことなんて、どうでもいい」と
言っているわけではありませんよ。


ただ、あまりにも責任を負いすぎないようにと、
申し上げているのです。



責任を負いすぎると、お友だちのことを、
無理に治そうとしてしまいがち。

そうすると、かえってお友だちは「早く治らなきゃ」と
プレッシャーを感じて、つらくなってしまいますからね。



Yさんにできる精一杯をやれば、結果については、
Yさんに責任はありません。



……と、いうことを踏まえた上で、
  さらにお友だちへの対応法をお話ししますね。




ひとつは、すでに申し上げたとおり、自殺に関するYさんの気持ちを
お友だちに伝えること。


「私は、あなたがいないとさびしい。」
「私は、あなたを必要としている。」
「私は、あなたが生きているだけで嬉しい。」

……というふうに。これはすでにやってらっしゃいますものね。




それから、医師の力を借りるというのも、ひとつの方法です。

というか、自殺をほのめかすような話をするようなら、
医師の力を借りるのは必須です。


自殺願望についての情報を聞いた医師は、
必要に応じて、薬の変更なり、入院治療なりの
対応をしてくれるはずです。



そこで、もしもご家族と連絡が取れるようでしたら、
自殺をほのめかすメールが来るということをお知らせして、
すぐにでも主治医に連絡をしてもらいましょう。


家族が近くにいないとか、連絡が取れないなら、
Yさん自身が付き添って、病院に連れて行くことは可能でしょうか?


電車で1時間かかりますから、「死にたい」メールをもらって
すぐにお友だちの家に行くことはできないでしょう。

だから、時間が取れるときでいいです。ただし、できるだけ早く。



いかがでしょうか。

何かありましたら、いつでも連絡をくださいね。
それでは!